0107

新しく古い封筒

110107 / days / permalink

ラブデザインの封筒を、全て手作りすることにした。
そのために作ったスタンプ。
 
110107
 
今まで、綺麗な無地の厚手の封筒に、プリントしていたのだけれど、今手元に残っている分が終わり次第、写真のような手作り封筒に変えることにした。
 
別に「これからはエコだよね。」みたいな、エコロジーアピールでは断じて無い。
ただ単に、「こういう風合い」の封筒で郵便物が作りたくなっただけ。
 
もともと自分には「郵便物の宛名は絶対に手書きで書く」という変なポリシーがあって、手紙は(たとえ中身が請求書や納品書であったとしても)お手製のプロダクトとして美しい姿にしたいのだ。
 
昔、郵便局でバイトしていたのが影響してるのかもしれないのだけど、季節にあった切手を選んだり、宛名書き用のペンを選んだりして完成度をあげるのがとても好きなのだ。
手元にあまってる包装紙や紙袋を使って工作感覚で封筒を作るのも、楽しい行為で良い。
 
ほとんどネットで済ますことが出来て、なかなか手紙を書く機会もないし、郵便物もほとんどは仕事の素っ気ない内容のものばかりだけどね。
 
心を込めてますよ、ってことを伝えたいわけじゃなく、好きで楽しんでやってるよ。ってのが伝わればいいなぁ。

1231

2010雑感

101231 / days / permalink

101231
 
今年は何から書いていいか分からないような、ゴチャゴチャしていた一年だった。
だけどそれは、様々なものや人に翻弄されてしまって右往左往したわけでなく、様々なものを吸収しながら、それぞれのゴチャゴチャの中で成長出来たように思える。
 
とりとめもなく、以下雑感。
 
【新しいことに取り組めた】
それが何かをここに書けるほどまだ実を結んでいませんが、自分の生活(仕事以外)を自らの手で意識的に変化させたというのは、とても大きいことで、子の親になっていても、僕は「個人」であることに変わりはなく、誰か(または役割)に従属して生きても誰も幸せにならないのだ。
 
【色々な人とたくさん会えた】
昔のアトリエの同窓会があったり、疎遠になっていた人と再会したり、思わぬところで懐かしい顔に出くわしたり。また、今まで知り合うことの無かった業種や年代の人などとお話しさせてもらったり。勿論、長い付き合いの友人とゆっくりと語ったりも出来た。いい酒(高価なって意味じゃないよ。)も沢山飲めた。色々な人と話すと、自分の輪郭が良く分かる。足りないところは勿論、意外な長所も。何より、前向きになれる気がするのだ。そう言う意味でとても良かった。
 
【ひとつ夢が叶った】
学生時代から、大変尊敬していた方と、一緒にお仕事させてもらえることになった。これもまだ発表出来ないのでぼんやりした書き方になっちゃうけど、今までファンとして客席に座っていたのが、急にバッターボックスに立たされたような青天の霹靂であった。尤も、実際はバッターボックスではなく、ベンチ入り、それもマネージャーとして、くらいかも知れないが。
自身プロになってから、好きな作家さんなど、お会いしたい人とはファンイベントでなく、会議室で会いたいと思っていた。サインください、って言いたいのをじっと我慢しながらね。
勿論、浮かれている余裕なんて全然なく、当然結果を求められるのでプレッシャーもあるのだけれど、そういうプレッシャーを楽しめるくらいのキャリアはあるので精一杯やるだけ!
 
【LVDC Web 10th Anniversary】
10周年の記念、という意味も込めて、フォントを沢山作った。ひと月に2書体ずつ作るつもりが、途中で目が悪くなってしまい、中途半端な数、11書体で断念。今は回復してるので、まだ作り続ける予定。今年は名刺も新調したし、ステッカーやTシャツなどのグッズ類も密かに作っていて、久しぶりに仕事以外の作品(制作物)もたくさん作れた。完全に自己満足だけど、自己満足くらい出来なけりゃ、赤の他人を満足させるなんて、難しいんじゃない?
 
【舞台・ライブなど】
ライブは殆ど見れていない(Tortoise、原マスミ、知久さんなど長年見たかったのは見れた!)。舞台も5本くらい?と少なめ。その分今年はギャラリーや展覧会、博物館の類いにたくさん脚を運んだ。この手のものに順位をつけられないけど、飴屋法水さんの「わたしのすがた」はここ数年でかなりのインパクト。10代の頃、遠藤周作の「死海のほとり」読んだ時の衝撃を思い出した。10代の頃だから思い出補正かもしれないけれど。
 
こうやって書いてると、いいこと尽くめのようだけど、今年は仕事が収入面で順調とは言えない時期もあって精神的にちょっと荒んだりもしたし、誰にも言えない悩みに長く苛まされたり、さすがに人間生きてる以上、いっつも ホクホクって訳にはいかない。
 
でも、色んな人やモノ、作品、そして家族なんかに支えられて、いい一年だったと胸張って言える。来年も密度の濃い一年になりますように。そして逆境でも前向きに立ち向かえますように。
 
最後に、昔書いた芝居のセリフから。
 
「それでも明日はやってきて、僕はまた君に会いたくなる」

1214

真夜中打たれた楔

101214 / days / permalink

101214
 
日に日に存在感を増していくスカイツリー。
大塚からでもはっきり見えるのだけど、やはり麓で見ると格別の存在感。
 
曳舟にて。忘年会シーズンのスタート。

1208

跡展

101208 / days / permalink

「わたしのすがた」跡展へ。
 
あれが如何に良く出来ていたかを再確認する。
「わたし」の気配がすっかりなくなった建造物を巡りながら、“いったいあれは何だったんだろう?”と想いを巡らす。
その足取りは巡礼者の様でもあった。
 
全ての建物に「わたし」の不在を確認すると、「わたし」はすっかり自分の内部に住みついていることを発見する。
否、初めから自分の内側に存在していた「わたし」をようやく意識出来たのかもしれない。
 
見慣れたこの町で、これほどにも作者の思惑に翻弄されるとは驚きで、今回、少し自分の価値観が揺らいだ。この感覚は久しぶり。久しぶりの衝撃。
 
101208
 
*行った人でないとさっぱり意味不明ですが、ご勘弁。

1204

真っ赤だな♪

101204 / days / permalink

101204
 
12月だというのに、真っ赤っか。

1119

格子

101119 / days / permalink

101119
 
芸術劇場の天井のジオメトリック。(石川九楊書塾の社中展を観に)

1115

かがみのくず

101115 / days / permalink

黒田育世の「あかりのともるかがみのくず」を観た。
 
始まってすぐに、そうだ、この人はこうなんだった。と、空気の濃密さに気圧される。
テーマでもある「お母さん」という入り口から、発見・葛藤・人生・輪廻・創造・共鳴など自己の内側に入り組んだ迷宮を、ひたすら過剰に何度も何度も冒険する。
ある意味で壮大すぎるテーマを、あますところなく多方面から過剰に取り組んでいた。
 
二時間を越える過酷なパフォーマンスは楽日だというのに、ものすごい緊張感に満ちていて、見ていてハラハラしてしまう。ダンサーたちは一度もまばたきをしていないのでは?と疑ってしまうほどの緊張感。
 
なんて、ちょっと尤もらしく書いてみたけど、やはり「凄かった」という一言が一番しっくり来る。
ただ、「凄かった」というのは良くも悪くも。こういった舞台は見るほうもある程度の資質が問われていて、誰が見ても楽しめるものでは決して無い。
「是非、見てごらん」と安易に他人に勧められないし、初めて見ようと思う人にはどうしても敷居が高いのも事実。
 
ちょっと話はそれてしまうけれど、F/T開催地に暮らすものとしては、F/Tのやりかたには多少の疑問を感じている。
こういうお祭りは、舞台好きには嬉しい限りではあるけれど、やっぱり客席の殆どは舞台ファン(しかもその多くは経験者)ばかりなんだよね。結構なお金を使って宣伝している割には、殆ど無駄だと感じる事のほうが多い。街中のフラッグや、立派な無料の冊子よりも、やることあるんじゃないかな?とも思う。
 
とはいえ、こういった舞台作品があるってことは知ってもらいたいし、F/Tやその他演劇祭などは大いにやるべきだと思っている。劇評とか嫌いだし、舞台を言語化出来るとも思っちゃいないけれど、ちょっと長く書いてみました。
 
舞台には漫画や映画などでは味わえない魅力が沢山ありますよ。