0730

えいごで日記 文法

100730 / work / permalink

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いずれWorksにもアップするけど、「えいごで日記」の3年ぶりの新作、「えいごで日記 文法」が発売されました。
 
入門編の「えいごで日記」より対象年齢も上がり、内容も踏み込んだものになっています。前作同様に、デザイン全般、組版、イラストなどを担当させてもらいました。
 
前作ほどではないものの、相変わらずイラストは多く、目で見ても楽しい本です。
どのくらいイラスト多いかと言うと、

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これでもまだ全部でないくらい。
 
英語に不慣れな子どもが少しでも楽しんで理解出来るように、頑張って作りました。書店で見かけたら是非。
本文のデザインや、表紙のデザインなんかも可愛いよ。
 
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ちなみに、上のイラストは、著者の前書きのところに書いたものなのだけど、
 
右「書けた!ヨユーだぜ!」
左「そりゃお前は父ちゃん外人だもんなぁ…」
中「文句言ってないで書きなよ、楽しいよ」
 
というようなやり取りを想定して描きました。勝手にストーリー考えてイラストを描くのは楽しく、素敵な仕事だなぁ、とつくづく思う。(イラストはほとんどダメ出しもなく、やりたいようにやらせてもらえました。関係者に感謝!)
*前作の登場人物が今回も(ちょっと大人になって)登場してたり、個人的に作ったギミックも満載です。

0729

真夏の世の夢

100729 / days / permalink

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子どもの頃に追いかけた現実のヒーローたちの殆どは色褪せてしまった。
 
ゴジラが壊した東京は、ミニチュアだった事を知ってしまったし、アニメやドラマのヒーローはテレビの中にしか存在しない事を知ってしまった。
スポーツ選手も、みんな引退して、指導者になったり、つまらないタレントになってしまったり。
 
そうこうしているうちに、自分も子どもを授かり、いつまでも何かに憧れて追いかけていくだけではいけない、大人としての役割が増えてきた。もう少しだけ、子どもでいたかったなぁ。とか、もう少し憧れを追いかけていたかったなぁ。とか思ったところで、親の老いた背中が小さく見えたり、確実に世代交代されていく。
 
だから、工藤が西武に帰ってきてくれた事は嬉しかったし、マウンドに向かう姿に涙してしまったのだ。
ただ出てきただけでなく、きっちり仕事をしてバッターを片付けるその姿は、本当に格好良く、僕を小学生の頃に引き戻してくれた。色褪せたヒーローばかりの世界で、まだ輝いているヒーローがそこに居た。
 
どうか、もう少しだけ、夢を見続けさせて下さい。
 

0722

物質であること

100722 / graphic / permalink

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椎名町のケーキ屋の手作りフライヤーなのだけど、バッグに入れっぱなしにしていたら、いつの間にか雨に濡れたのか、インクがにじんでしまった。
 
この滲んだインクの奔放な色彩や形が素敵なので、捨てられずにファイリング。
こういう滲みとか、意図してやろうとして水垂らしても、たいてい上手くいかない。そこがまた素敵。
 
それにしても、このお店のロゴ、個性的でちょっと怖い。実際はすごく可愛らしいお店ですが。(でも食ったことは無い)

0720

点灯する前の

100720 / photograph / permalink

よほど時間刻みのスケジュールでなければ、作業に没頭しているといつの間にかあたりは暗くなっていて、電気付けるときに「ああ、もうこんな時間か」というような毎日。
 
ここ何日かは、辺りが暗くなる前に、赤くなる。
 
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神々しいまでに綺麗だけれど、それ故、少し不安になる。

0718

休日の風景6

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疑いようも無く、季節は夏。
 
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0716

劇場へようこそ2

駐車場の入り口を見ると、好奇心が刺激される(その2)
 
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ウホッ、いい駐車場!てな具合に。(link:その1

0713

孵化したりされたり

100713 / days / permalink

ADC展など見に銀座へ。
 
ここのところ、ずっと事務所に籠ってイラスト描いていたので、外からの刺激は本当に久しぶり。
 
ああ、世の中には自分と違う事を考えている人がいて、違った美意識があって、違った表現があるんだな、と、当たり前の事が乾いた心を潤してくれる。
少し元気が無かったのだけど、作品に触れているうちに、見る見る栄養が補給されて心が元気になるのがはっきり分かる。
こういった刺激がどんどん血肉になって、自分の細胞を新しくして、新しい細胞でまた新しい何かを作っていく素敵な連鎖。
 
他人の作品(表現)でないと、癒せない部分って絶対にあるんだな。
すごく前向きになれた。帰りに映画でも見て帰ろうかとも思っていたんだけど、2時間も映画館に閉じこもっているのが勿体ないような気がして、街を散歩して帰った。
 
もっともっとリズムのように。
 
100713