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装丁を担当させて戴いた羽山淳一さんのイラスト集「@hayama11」の頒布の手伝いに行ってきました。
この本はもともとアニメーターの羽山淳一さんが、twitter上にアップしていた落書き(ご本人はそう言ってますが、落書きなんていうレベルではない)を同人誌としてまとめる、ということで作成したものです。
アップされたイラストをタイムラインで拝見していて、「ああ、これ一冊にまとまったら絶対欲しいわ」と思っていたものだったので、企画自体も嬉しかったし、まさか装丁やれるとは思っても居なかったので何とも光栄な案件でした。
(ピングでご一緒させていただいた西位さんが繋いでくれました。感謝!)
黒い紙に黒のメタリック箔、という、質感の違いで鳥のシルエット(もともとがtwitterなので鳥アイコンからの着想です)が映える仕様です。白文字部分も白の箔押しなので、見た目も手触りもいい感じです。
造本案出した時には、おそらく、実現には少しグレードダウンした仕様にしないと難しいだろうな、と思っていたので実現出来てとても嬉しかったです。こういうのが同人の強みなのだろうな…。商業誌では絶対止められてしまう仕様(笑)
表2-3はこの黒い紙に銀で一色刷り。羽山さんのtwitterのプロフィールに「絵描きは絵を描いてナンボ。」って描いてあって、そのフレーズとともに、実際ホントに毎日のように描いてる姿にシビレたので、絵にサインとともに入っている日付をデザインしてます。
やりたい放題やらせていただいた上に、ご本人にも気に入って頂けて、本当に嬉しかったです。
コミケ自体は去年の夏、ピングドラムのグッズデザインで参加(企画・デザインしただけですが)はあったのですが、ブースに入って売る手伝いをするのは初めて。とても貴重な経験で楽しかったです。これまたピングでご一緒した星野リリィさんに久しぶりにお会い出来たのも嬉しい一幕でした。