0124

いつの間にか

150124 / days,work / permalink

気がつけば1月も終盤。
 
「ユリ熊嵐」の放送も3話まで終わりました。
一週間がバタバタとあっという間に過ぎ去ってしまっていて、今年はブログを…なんて決意する間もなくこの有様です。
 
少しだけ仕事の報告。
 
1)ユリ熊嵐スターティングガイド
yrkm_guide

装丁をやらせてもらいました。特色ピンクがうちっぽい。
本文はノータッチですが、アニメ本編用に私がデザインしたものが多数掲載されています。
また、関係者コメントみたいなのに少し答えています。
 
2)ユリ熊嵐ミュージアム
yrkm_ms_logo
今まさに実施中(2/1まで)なのですが、そのロゴをやりました。
アホ可愛い感じで気に入っています。先日覗いてきました。
150122_1
 
3)ピングドラムBD-BOXポスター
これについてはパッケージデザイン(発売になったらまた書きます)のオマケ。という感じですが。
池袋地下の丸の内線のあたりで掲載中(明日までですが)です。場所がまさに!って感じでちょっとグッと来ます。
150122_2
 
ユリ熊絡みはまだ色々続いてやっているのでまた、順次紹介していきますが、現在は他にも4月発売の商品パッケージ
も多数進行していたりで、慌ただしくも楽しくやっています。

1231

2014年まとめ

141231 / days / permalink

今年は自分の立ち位置を確認してる暇もなく、怒濤のように去っていったので振り返るのが難しい…。
 
【新しい仕事と以前からの仕事】
有り難いことに、疎遠になっていたところと再びガッツリ仕事をさせていただいたり、はたまた新しい仕事仲間やお客さんと知り合ったり…。収入は兎も角、縁に恵まれた一年でした。昔からの間柄ならではの、通じ合う部分や、新しい間柄ならではの新鮮な感じ、両者がそれぞれ良い刺激になりました。
まだまだ色んな仕事したいのでおひとつよろしく。
 
【ユリ熊嵐発表】
結構前から関わっていたので、発表できたのは感慨深く、嬉しい限り。
ユリ熊の打ち合わせでは、〝想像力〟〝ものづくり〟とは何か?を考えさせられることも多く、改めて監督の懐の深さを感じさせられます。愛される作品になってほしいなぁ…。ピングドラムで知り合った方といまだに沢山会う機会があったり、仕事したりしているので、今回もそういった関係を沢山築けるといいなぁ。
 
【阿佐ヶ谷移転騒動】
これについては多くは語りませんが、ちょっとそういう話が出ては消えた、ってもんです。忘れないために書いとく。
 
【こどもたちの成長】
成長期の子を持つ親なら、まぁだいたいこれに尽きるでしょう。
ああ、この瞬間忘れたくないな。って瞬間をいくつもくれる不思議な生き物。
 
もっとやれた、とか、あすこが今イチ…みたいなのは相変わらずあるけど、総合的に見れば良い年だったのではないでしょうか?
忙しさに負けて、あまり呑み行けなかったのが心残りかな?
遠出できなかったのも。
来年また頑張ろう。

1228

C87

141228 / days,work / permalink

5時起きで冬コミ行ってきました。
 
に続きBBMのお手伝い。
今回は羽山淳一さんの書き下ろしイラストを使ったカレンダーをデザイン・製作させていただきました。
A4(原稿実寸)がすっぽり入り、且つ、横位置のイラストにも縦位置のイラストにも対応できるよう、LP盤のサイズにしました。単にレコード好き、というのもあるけど、市販のレコード用のフレーム使って飾ることもできるので。
 
141228_1

 
カレンダーは専用のビニール袋に入れて頒布されました。
このビニール袋、分厚くて、レコードいっぱい入れられそうで素敵です。
コミケ荷物にしてはやや大判のため、当日持ち帰りやすさの配慮で、西位さんが手配してこちらでデザイン載っけたものです。こういう気遣い、素敵です。
 
141228_2
 
現場では熱心なファンが長蛇の列を作っていました。(同じブースで一緒に売っていた田中将賀さんの本の人気も凄まじかったです)お買い上げ下さった沢山の方が嬉しそうにブースを去る姿が印象的でした。
 
ここのところ可愛い感じのデザインが続いていた中での製作だったため、カッコいい硬派な感じのデザインをするのは良いスパイスになりました。
 
また、今回のコミケでは企業ブースエリア「KADOKAWA」のブースでユリ熊嵐のグッズ(3種)も発売され、そのデザインも担当させて戴きました。ユリ熊では割とグッズ化したときのデザインの使用法、なども考えながら本編作業していたり(勿論、本編での演出意図が最優先!ですが……)。

1014

RE

141014 / days,graphic / permalink

ふと何かが一段落した時、自分を取り囲む全てが色褪せて見えてしまい、すぐに作り直さなければならない焦燥感と義務感にかられる。今まで何度も何度もそういうことがあって、その周期がどんどん長くなってきているのだけど、成長が目に見えるとしたらきっとこういう時なのだと思っている。
 
そう言う意味ではちゃんと過去が色褪せてくれたことに感謝しないと。
そしてすぐにあれこれを作り直して自分を取り戻さないと。ここのところブログを割と高頻度で書いているのもその一環。
もっともっとリズムのように。
 
ブログを書いていたところ、Mark Bellの訃報を知る。R.I.P.
 
rip_mark
  
こういう時、こういうの作ってしまうのは業のようなものかも知れない。震災のときも、手だけは動かしていた。

1012

ショールで覆う

141012 / days / permalink

久しぶりに葛西臨海公園の水族園へ。プールが広いためか、ペンギンがのびのびしていた。
141012_1
141012_2

1009

「小指の思い出」の思い出

141009 / days / permalink

時間の合間で「小指の思い出」を観てきた。

学生の頃、すり切れるほど観た遊民社のVHSたちの中で、この作品だけは(小説版も含め)今ひとつハマらなかった。あれから随分時間経っているから今ならどうかな?しかも若い気鋭の演出家とのことだし……という興味本位に負けての観劇でした。
 
うすうす予感はしていたのだけど、つい遊民社との〝比較〟で観てしまうので全然客観視できず。これは作り手に申し訳ないなあと思いつつも、結構そういうお客さんいっぱいなんじゃないかな?とも思ったり。
とある役者2人の科白が高音で聞き取りずらく耳障りに感じてしまい、かなかなか科白が響かず(だいたい戯曲を覚えていたので意味不明にはならなかったけど)しんどかった。それも、この科白、本来なら凄くいい感じなのに!という比較だったりもするのでたちが悪い(笑)。
 
遊民社のように科白が軽やかに駆け抜けない分、重みを増す科白というのは多々あったし、そういう地に足つけた言い回しが戯曲の別の輪郭を浮かび上がらせていたりもした。ここら辺は戯曲の魅力の再発見として嬉しいところ。とことん難解になった部分と分かりやすくなった部分など、上演中(または終演後)自分にとってのこの戯曲の輪郭が作り替えられていく。
 
チラシに「破格の才能で注目される…」と書かれていた演出家(こう書かれちゃうのも同情しますが)に期待しすぎていたこともあり、全体的には期待はずれでした(音楽は単体でとても良かったし、キラリと光る演出も多々ありましたが)。ただし、誰がやってもやりづらいであろう戯曲にちゃんと挑んでいた姿勢はとても好印象だし、戯曲の寿命を延ばしたとも思う。命を与えた、と言っても良いかもしれない。こうなってくると他の演出家での上演も見てみたくなるし(勿論野田さんでの再演も含め)。
 
なんだかんだ好き勝手言っても、平日昼間にまるで非日常の、劇空間に入ることはとてもエキサイティングな行為で楽しかったです。芝居はもっと気楽に観るべきだし、観られるべきだとも思うので、そう言う意味ではまたフラリと劇場に寄ってはあーだこーだ言いたいです。

1001

豆鳩2周年

141001 / days,work / permalink

豆鳩雑貨店、二周年。
 
141001
 
記念アイテム作りました。
豆鳩雑貨店のデザインは、仕事の合間の息抜きに、ふと思い立って進めることが多い。
勿論、作るからにはそれなりの気合いは入れるのだけど、作る動機付けの部分ではだいたい力抜いた感じです。これはこのブログ同様、続けるためにはストレスのかからない、楽なスタンスが一番。といった理由から。
 
「続ける」ことを優先しているのは、続けてみないと見えてこないことがあるから。
だけど、最近ちょっとそれに対する疑問もあったり。
「辞める」ことで見えて来るものもあるし、「辞めるのを恐れない」ことも非常に大事であったり。
 
まぁ現時点で豆鳩をどうこうしようというのはないのだけど、三周年に向けて少し向き合い方を考えてみてもいいかな?と思っています。