1231

2012年まとめ

121231 / days / permalink

ここ数年書いているのだけれど、備忘録も兼ねて。どんな一年だったか書いておく。
いつもの感じで。
 
【次男誕生】
2月に誕生したので、今年一年は(来年もかもしれないけど)これに尽きる!というくらい。
長男の時に得たノウハウはだいぶ役立つものの、だからと言って楽にならない部分が多過ぎ(笑)。
 
【ピングドラム終了】
放送自体は昨年末で終了していたけれど、関連イベントやBD、関連本など一通りが終了。8月のコミケグッズで終了。といった具合。8月までは色々あったためあまり終了、という気持ちはなかったのですが、ひとまずこれにて終了。多くの出会いや思い出をくれた大事な作品。
 
【沢山の出会い】
去年に引き続き、大勢の人と会う機会があった。業種の違う人達の話を聞くのは相変わらず面白く、刺激になることばかり。また話を聞いて下さる方の反応等で、自分もそれなりのキャリアになってきているのかな、など自信になることも多数。
「素敵な大人」を沢山知れたのも今年の良い実り。自分もカッコ良く歳を重ねたい。
 
【豆鳩雑貨店】
わりとフラッと思いつきで始めてしまったネットストア。
始めてみて気付くことも多く、喜びも苦労も本格的にはこれから!といった感じ。一緒にやる仲間を見つけたい(誰かに頼りたい、てことではなく)。最終的に作りたいものは相乗効果を生み出す“場”かもしれない。
 
【書道】
多分ブログでは初めて書くけど2010年から書道を習っている。別に隠していたわけではないけど、何かの切っ掛けのときにでも書こうかな?と思ってた。で、今年は名前(雅号)を貰ったので書くことに。「大鳩」と言います。本名で活動してるので雅号の必要性はあまり感じないけど一応。現在準四段。多分もすこし続ける。
 
【仕事内容】
大きかったのは来年にまたぐけどウテナのBDBOX。発売日にまた書くと思うけど好きな作品故のプレッシャーが凄く、いろいろ考えさせられた挙げ句、苦しみのドツボにハマりまくる。それらを全て振り払って自分の美意識と闘いながらデザインまとめられたことは感慨深いだけでなく、今後にとって大きな自信になるはず。星野先生のアートワークスもとても幸せな仕事だった。なかなか身を結ばず世に出せなかった(延期になった)ものも多いかな。売り上げは兎も角、案件だけは数えてみると格好数やってる。
 
【仕事環境】
練馬に越したことを結構深刻に悔いていた一年。ただ、前述した通り次男誕生したことでの子守りが伴う以上、どこに越しても一緒かな、とだいぶ割り切れた。こどもとの時間が増えた反面、仕事のリズムが上手く作れず、いつもイライラしてしまったり、と悪循環に。結局この課題はまた持ち越し。
 
【その他】
ライブはシーザー様のしか行っていない。行こうとは思うもののチケット取りそびれたりしてる。芝居は野田秀樹の芝居を10年ぶりくらいに観る。あとは奴婢訓、舞山さんの出てた舞台…くらいかな?ギャラリー周りは少し頻度が減った。デザイナーとしてこれは見ておかないと!みたいな焦りが減ったからかな?デザイナーが「デザイナーの展示を見ること」てのは意外となくてもいい事項なのかな?と思ったりして。
映画はレンタル含めそこそこ見てる。今まで映画にあまり興味を持てなかった分を取り返すかのように。
 
大きな感想としては自分の今までしてきた仕事、これからやりたい仕事などの終わりと始まりがうっすら見えて来ている気がする。決別しなければ行けないもの等。嬉しい予感も孕んでいるので、恐れずに道を見失わずに進んでいきたいな、と。
 
最後に心情面を書いておくと、ここ十年くらいで一番感情が揺れ、ひどく不安定な心持ちだった。
不安定と言うのは悪い意味で鬱屈していたわけではなく、喜びに溢れる日々も含め、例年に比べ不安定だったと言うこと。
自分が盤石だと思っていたものが実はまるで頼りのない思い込みであったり、とっくに失ったと諦めかけていたものが、実は明かりが当たっていなかっただけでしっかりと内在していたり。
 
特に悲観的ではない。それらは去年末「来年は試す年」と書いたとおり、試行錯誤故の揺らぎだと思う。
メンタルの歪な部分と向い合うことはとても意味があるし、新しいフライトへの助走には必要不可欠なものだから。
 
またもう一度幸せを模索するために。

1208

ウテナAN

121208 / days / permalink

ウテナのオールナイトイベントへ。
 
このイベントはBD-BOX発売記念の映画館でのオールナイト上映会で、BDのデザインで関わらせていただいてることもあり(上映会内で流れたスライドも制作しました)、関係者として別席で参加させていただきました。
 
ウテナについては、ここのブログで「ウテナ」とか「幾原」とか検索すればだいたいのことは分かるとは思うけど、まぁ簡単に言えば、すごい好きな作品。ピングドラムに関わるまで共有出来る知人が居なく、それ故に、ものすごく思い入れは人一倍あった作品です。
 
250席くらい(?)のチケットは瞬殺だったそうで、2分で完売とも聞いています。
つまり、本気で好きな人だけが集まった、沢山の思い入れに満ちた夜でした。

爆音映画祭から半年くらい。まさか今度は関係者側で関われるとは、本当に感慨深いです。
(実は前にちらっと書いたやつは、この話。BD制作を正式に依頼されたのでした。打診はもうちょっと前にあったけど)
 
イベントのレポートなどはコチラ。公式レポートはコチラ
 
BDの作業まっただ中、ということもあり、作品に没頭出来なかった部分があり、それだけが心残り。全作業終了してから観たら、物凄く感情移入できたろうな、なんて。
 
ただ、やはりこの日集った同志のためにも、また来れなかったファンの方々のためにも、ウテナの仕事は惜しみない愛と誠意を持って向かいたいな、と決意を新たにしたのは確かです。もちろん、好きな作品ということで大きな決意を持って向かっていましたが、その偉大さ故に大きなプレッシャーになってしまっていたりもしました。多くのファンの手元に最高のものを送り届けないとね。今まで歯を食いしばりながら培った全てのスキルと情熱にリボンをかけて…ね。
 
121208

1201

泳ぐように

121201 / days / permalink

長男の通う幼稚園の美術展へ
 
普段ビジュアルを(意図的に)作ることを仕事にしてしまっている身としては、無邪気な手遊びとして作られる作品の数々は、色彩も造形も不思議な魅力や驚きがあって、とても楽しめた。
実際は 楽しめた なんて引いた感想でなく、とてもワクワクしたし、エキサイティングな経験だった。来年も楽しみ。
 
ジブリの世界、というテーマでした。
 
121201_1
121201_2
121201_3
121201_4

1103

帰路

121103 / days / permalink

そして名古屋城。
 
121103
 
この日は特にどこに行く、って決めていなかったのでダラダラと休日を謳歌。
 
地方行くと、あんなに人ばっかで不親切と思っている東京が、実はユニバーサルデザインの面でとてもよく出来ているように思えてくる。やはり地方は車カルチャーということもあるのだろうけど(名古屋市街ですら)駅や歩道が圧倒的に不親切。
 
ベビーカー押して回ってみると凄く良く分かる。ベビーカー引いてる人もほとんど見かけないしね。
いつもどこか行って帰ってくると、この「東京の良さを実感」に落ちつく。
空気が汚く、人が溢れていて、みんなスマフォの画面見ながら苛立った顔をしている東京。そして僕の一番好きな街

1102

神の地へ

121102 / days / permalink

121102_1

前日名古屋に泊まったので、少し足を伸ばして伊勢参りへ。伊勢神宮は初めてで、これまた以前から行きたかったところ。日本人なら一度は…というのもあったし、大学の頃、日本書紀と古事記をベースにした戯曲を書いたこともあった位でこの手の神社は大好物なのです。(単純に建築物としても惹かれます。)
 
外宮、豊受大神宮。式年遷宮のための工事も進んでました。
 
121102_2
121102_3
121102_4
 
内宮、皇大神宮。絶品。

121102_5
121102_6
121102_7
 
そしても少し足を伸ばして夫婦岩(二見興玉神社)
 
121102_8
 
流石に4歳0歳連れてはなかなかしんどかった。
でも疲れは2,3日で消えるけれど、見たもの、触れたもの、感じたことや考えたことは後々残って財産になるので、多少しんどくても積極的に遠出しよう、と思えました(コレに気付いたことも財産です)。

1101

養老天命反転地

121101 / days / permalink

かねてから行ってみたかった「養老天命反転地」へ。
 
121101_1
121101_2
121101_3
121101_4
121101_5
 
過大とも言える期待を胸に向かったのだけれど、期待を裏切らない素晴らしさだった。
家族で行ったのだけれど4歳の息子が(行きの新幹線乗車と同じくらい)とても楽しんでいたのも印象的。
よくある「体感型アート」みたいなのって、結局「遊具」か「インテリア」になってしまい、なかなか心に響かないのだけれど、ここは脳にも心にも体にも染みて、とても良い体験だった。
 
違う天候、季節に訪れたらまた違った感想を持ちそう。
是非また来たい。

1026

エッグ

121026 / days / permalink

NODA-MAPの「エッグ」観劇。
 
あいにく高熱を出してしまい、無理して足を運んだ為、内容についての感想はだいぶ不確かなものになってしまうだろう。
それでも一応自分の記録として書いておくなら、良くも悪くも最後に見た10年くらい前(その頃は毎回必ず楽日に足を運んでいた)と同じような印象。そして席が悪かったのか、劇場が広く(遠く)感じられてしまったかな。
 
楽日近くだったため、体調回復したらもう一度。というのが出来ず残念。