デザフェスの日
スタジオパブロさんのブースにカレンダーを置かせてもらっている、ということもあり、デザインフェスタに行ってきました。
委託していたカレンダーが一日目で売り切れてしまったため、増産し、開場とともに搬入したのですが、開場前から多くの人で溢れ、大変な熱気でした。
生背景原画は作品のファンならずとも圧巻の見応え。熱を帯びた筆跡、絵の具の発色など、画面の中での素敵な空間が一枚一枚人間の手によって書かれている、というのがよくわかり、改めてその技量や熱量に感激してしまう。
メイキング画像のスライドも流していたのですが、プロのメイキングはひとつのショーです。
無駄がなく、みるみるうちに(ダイジェストなので当然ですが)完成して行く様はうっとりし。
置いていただいた描き文字カレンダー。
このパブロのオリジナルキャラ、「パブロ君」の人形は、ピングドラムのペンギンやウテナのチュチュやアンシーのドレスを製作された なすかさん作。
(次男誕生の際はバクのぬいぐるみも作ってくれました。←自慢)
ちゃんと頭巾が取れて、取った姿も凄く可愛いです。
さらにこのパブロ君が持っているもの、カレンダーが飾られているフレームは、スタジオパブロの開発した「おくれ〜る」という商品です。デザフェスで初公開、ということでWebもそこに合わせて公開されています。ストアで販売もしています。
急にお仕事話ですが、このおくれ〜るのロゴ、パッケージ、Webなどもろもろデザインを担当させていただいています。急遽、どうせならアレもコレも…という感じで駆け足で作ったのですが、どうにかデザフェスに間に合いました。
撮影はいつもお世話になっている宮地さんにお願いしました。
その他、パブロスタッフや、関わりの深い方の描かれたポストカードも販売されていて、いずれも素敵なものばかり。
このポストカードたちも、データの色補正や印刷ディレクションを担当したのですが、そんな事すっかり忘れて、欲しいものを手に取って買い物を楽しんでしまいました。
レシートも凝ってる!
実はデザインフェスタに足を運んだのは初めてでした。キラリと光るものを見つけたり、若い作家さんを見て、野心に満ちていた頃を思い出したり、良い機会になりました。
ピングドラムファンの方も随分といらっしゃったようで(自分も話しかけてもらったりしました)、そう言う意味でも良い機会でした。
パブロさんがまだまだ出す気なら、次も関わりたいなぁ…(期待してますよ)。