0503

後光

120503 / days / permalink

幾原さんにお誘いいただいて、J.A.シーザー様のコンサートへ。
 
120503
 
この間の奴婢訓を観に行ったとき、コンサート情報を得て、行きたいけど連休どうかな〜?と思っているうちに売り切れてしまっていたので、まさか座ってみれるとは思っていなかった上に、お誘いくださったのが幾原さんとは…!
という、始まる前からすでに卒倒しそうなイベント。
 
立ち見のお客さんもとても多く、異様な興奮に包まれての開演。
ウテナファンなら誰でもテンションの上がるあのイントロが鳴り響き、一曲目から「絶対運命黙示録」というスタート。
生歌での迫力とともに、幾原さんの隣で耳にすることになるとは思っていなかったので、鳥肌立ちっぱなし、感激で涙まで。
 
ウテナ使用楽曲以外も大好きだったので、一曲一曲がほんとうに素晴らしく、そのいずれもが一本のお芝居を見ているようで濃密で贅沢な空間。
 
左側から懐かしい思い出話を話している人がいたのでちらっと横を見たら、まさかの蘭妖子さん。
なんだか歴史の証人になれた様な、本当にかけがえのない時間でした。
 
「越後つついし親不知」「母恋しや珊瑚礁」など、生で聴ける日が来るとは思っていなかった名曲の数々に本当に震えっぱなし。
そしてラストの「山に上りて告げよ」は本当に圧巻!
折角なのでフジロックとか、でかいとこでブチかましてほしい!芝居好きは勿論、音楽好きに聞いてもらいたいような珠玉の名曲たち。今日やらなかった曲でも素晴らしいのは沢山あるので、また何かの機会に聞けたらいいなぁ…なんて。
 
終演後、楽屋にて直接お会い出来て嬉しかった。
その昔、万有引力のアンケートに「デザインやらせてほしい」というようなことを(生意気にも)書いたのですが、懺悔出来て良かった(笑)。
幾原さんの計らいで自己紹介出来たのも良い思い出。
 
本当に忘れられない一日になりました。
終演後、久しぶりに幾原さんとゆっくりお話し出来たのもこれまた嬉しい経験でした。
その人間らしさを目の当たりにすることは、やはり嬉しいもので。いつまでも神様を崇め奉っていてはいけないのだ。少しは役に立たねば、何の恩返しにもならないしね。