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今月のまとめ。
呼吸するようにサンプリングしていけるようにあれば、意識してなかった自分の好みとかが分かりそう。
日付的には昨日なのですが、新宿マルイワンで開催中のピングドラム展へ行ってきました。
オーラすら漂う、星野先生の美しい生原稿やすっかりお馴染みのなすかさんのぬいぐるみなど。
会場は平日昼間だというのに、大勢のお客さんで賑わっていました。
そして長蛇の列になっていたノート。
最初のページに幾原さんや(陽毬役の)荒川さん、(眞悧役の)小泉さんなどのサインがあるだけでなく、一般のお客さんに混じって、(冠葉役の)昴さんや(ヒバリ役の)渡辺さんのサイン、まさかの星野先生の生イラスト、美術監督お二方や小説担当の高橋先生など、スタッフさんの書き込みもあるためか、大人気。
私も並んで皆さんの書き込みを全て読ませてもらいました。
驚いたのは「○○さん、大好き」みたいな書き込みが多いのかと思いきや、作品そのもの、テーマやストーリーなどに対する感謝や賛辞で溢れかえっていた事。スタッフさんへの書き込みなんかもあって、かなりグッと来た。
偶然居合わせた人形服作家のRico*さん(ブライスのプリクリ様衣裳を作られた)と一緒にノート捲っていたのだけど、これ一人だったら泣いてたかもな。という感じ。私もこのブログやツイッターで散々ピングドラムへの熱い(ウザい?)愛を語っていますが、それを凌ぐくらいのポテンシャル。かなり遠方から来られた方も居たようで、改めて大勢の人と作品愛を共有出来ている事に驚きです。
で、私も書いてきました。辻田さんの下が空いていたので、そこにね。
(写真はRico*さんが撮影してくださったものをお借りしました。感謝。上に書かれてるカッコいいサインが辻田さんのものです)
仕事部屋に飾っている、彼シャツ仕様の超合金デビルマン。
このTシャツも、ブライス用にRico*さんが作成したものです。(movicのTシャツをブライスサイズで完全再現。)
毎年この日に書く事はだいたい一緒(笑)。初心の確認。
今日でHPを立ち上げて12年。干支一周。
どんどん自分を取り巻く環境も、世界を取り巻く状況も変わって来て、ここのHPの意義の様なものも、かつてとは全然変わって来ている。
その変化はそれなりにストーリーとなって反芻できるので嫌いではない。
だけど、徹頭徹尾変わらないのは、此処だけは好き勝手な場であるということ。何の縛りも設けていないという事。
頑張る必要もないし、誰かに強要されることもない。
もう本当にフリーダム。愛想をつかして訪問者が居なくなっても構わないとすら思っている。(仕事なくなっちゃったら困りますが。)
それでも、今なお、それこそ何年も見続けてくれる人がいる事を私は知っている。
思い出したときにフラッと覗きにくる、気まぐれなお客さんだけど、それが何年も続いて、すっかり常連さんになってくれている人が居る事を知っている。「知ってる」でなく「信じている」でもいい。
最近、私のことを知ってくれた人が、これから常連になるかもしれない。まだ閉じる気は1ミリもない。
久しぶりに今までの1/27の書き込みを読み返してみた。
随分成長した様な気もするし、劣化したような気もするし、まるで変わっていないような気もする。だけど、いつも出来る事は一つくらいしかない。今よりもう一歩進もうとする事だけだ。
来年、此処を読み返した時、どんな事を思うんだろう?
今よりもの造りが好きになってたらいいな。
「輪るピングドラム」打ち上げ。
自分がこういうものに参加する日が来るとは夢にも思わなかったです。
嗚呼、本当に終わりなんだなぁ。という名残惜しい感じと、やりきった達成感(実際は反省が多いのだけど)で なんだか卒業式の様な浮ついた感じ。
最終回イベントやスタジオの忘・新年会などで顔会わす機会の多かったキャスト、スタッフさんはすっかりお馴染みな感じでしたし、半年ぶりくらいにお会いするスタッフさん、初めて直接お会いした方々など、様々。
キャスト陣、勢揃いの上、お久しぶりの星野先生、ようやくお会い出来た橋本さんなど本当に豪華な顔ぶれ。
主題歌歌っていたやくしまるさんやNARASAKIさんまで。
自分も皆さんの前に出てご挨拶させていただいて話したのですが、も少しだけ。
この半年間、本当に楽しかったです。
幾原監督、また作品作ってくださってありがとうございました。
そして私に声をかけてくださってありがとうございました。
こんなに素敵な作品に出会えるだけでも一生の宝なのに、こんな素敵なスタッフさんと一緒に作る側に回れるなんて、本当に貴重な経験をさせていただきました。
自分が今までやってきたことが全て肯定されたかの様な誇らしい気持でいっぱいです。
力不足の部分もあったでしょうが、最後まで関わらせてくれて感謝でいっぱいです。
そして池田P、働きやすい環境を整えてくださってありがとうございました。
不慣れな事だらけで右も左も分からなかったのですが上手くリードしてくださって感謝です。
企画の最初に仰っていた「楽しんでください」を胸に、大いに楽しませて貰いました。
常葉さん、山﨑さん、辻田さん。ブレベの現場との橋渡し、ありがとうございました。
お陰さまでまるでストレスなくデータ類納品できました。そしてBDなどの素材も沢山いただけて今なお助かってます。
キャストの皆さん、主要スタッフの皆さん、各話コンテ、演出さん、音楽、美術、撮影さんなどなど(本当は個別に延々と書き綴りたい思いでいっぱいです)。
毎週仕上がってくる完パケは本当にテンション上がる素晴らしい出来で、作業の苦労がすべて消し飛びました。更にそんな刺激を毎週テレビの前で視聴者のみなさんと共有出来た事、大変に幸せなひとときでした。
私は、も少しだけBDやムック本でピングドラムには関われるのですが、一区切り。
アニメ業界人ではないのでなかなか「次また別の現場で…」というのは難しいのかもしれませんが、何かの機会でまた一緒に作品作れたらなぁ、と切に思います。お疲れさまでした。
*この記事は美術監督の中村さんの記事や色彩設計の辻田さんの記事を読んで、自分も書いておこうと思ったのでした。(両氏ともいつも本当によくしてくださってありがとうございます。お二方とも憧れのウテナスタッフということもあり激リスペクトです。素敵な大人なので自分もそうなりたいです。)
最後に、夜型になったり仕事詰めになったりで、色々と迷惑や心配をかけてしまった嫁さんに多大な感謝。おかげで孫の代まで自慢出来ます。
あけましておめでとうございます。
長らく放置だったので、少しだけ手を加えました。
flashはこれにて完全に廃止しました。(その代わりアーカイブページ作りました。今までのTOPが見れます)
このデザインに変えて、3年くらい?なので、本来なら全て作り直したいところなのですが、外側よりも中身を充実させたいので、もうすこしこの体裁でやらせてくださいな。
去年あまり出来なかった分、今年は自分の作品づくりも精力的にやっていきたいです。お見捨て無く。
ブログも一度書かないと、腰が重くなってしまうので、なるべく頻繁にね。twitterもいいけど、ここではここのゆる〜い空気があるのです。よかったら気が向いたときに、テキトーにコメントくださいな。
画像は年賀状です。実際はサイズ、紙質、裏面、切手など合わさってのデザインなので、画像だけだとちょっと寂しいかな?