0228

tumblr1202

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今月のまとめ
 
tumblr1202
 
さすがに2月は少なめ。

0223

青いリボンと赤いロゴ

120223 / days / permalink

以前書いたマルイワンでのピングドラム展や、現在ナムコナンジャタウンで開催中のピングドラムコラボの展示でも活躍のペンギンのぬいぐるみ(記念すべき納品日に立ち会えたこともあったり)。
それら公式のぬいぐるみを作成された なすかさんになんと!出産祝いでぬいぐるみを頂いてしまいました!感激でございます。
超可愛くて、超素敵。
なすかさん、ありがとう。
 
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そもそもこれは、5月半ばくらい、まだピングドラムが始まる前に、ウィルキンソンのロゴいいよね、みたいな話から→ 今、ユニクロでウィルキンソンのロゴT売ってるよ→ それぬいぐるみにしたら…など漠然とした雑談が切欠。だから元の素材はこれなのです。
 
wil_t
 
Tシャツでは首後ろについてた小さいロゴは、お腹のポッケにつけられています。(ポッケの裏地は足の裏同様グレーでセンス良いのです♪)
 
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これはバク(獏)のぬいぐるみなのです。バクは悪い夢を食べてくれるから、Babyの安眠のおともに…という とても素敵な手書きのカードが添えられていました。改めて なすかさんのセンスと心遣いに感謝です。
 
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ウィルキンソンTでぬいぐるみ、という半年以上も前の雑談を覚えていて、さらに実現してくれただけでも凄いのに、このタイミングでバク作ってくるとは、本当に感激しました!現在、次男の枕元に飾っております。本当にありがとう。
 
*ぬいぐるみは名前をつけた日がお誕生日、ということで後日長男(3歳)によって「ヘペ」と名付けられました。長男もヘペを気に入っています。
 
ピングドラムのスタッフさんは本当に素敵な人ばかりで、もっと精進しなきゃな、と自らの不甲斐なさを反省してばかりです。

0222

自分一人の海に溺れて

120222 / work / permalink

2/22は仕事で作ったものの発売日が重なる、という珍しい日でした。
 
ひとつは丸石輝正さんの「ヒマワリ」。ジャケットのアートディレクション&デザインを担当させて戴きました。
ジャケのイラストも担当していて、珍しくliquitexやガッシュなど使って描きました。
 
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デザインは最初にデモを聴いたときに浮かんだまんま、最後まで迷わず一息で作ったという感じ。
細かいところで言えば、もっと不透明描法っぽいタッチにしようかな、と思っていたのだけど、滲んだ感じを活かすようにした、とか。そういうのはあるけど(絵の具の質感活かしたい、って思ったのは昨年末、パブロさんの忘年会で生の背景絵を見た影響がある気がする…)。
 
il_himawari
 
ジャケットを開くと、一面の青空、という構成も最初から(是非買って見てみてください)。帯裏にモノトーンの写真、とか。たいていの事は最初に思った通りに出来ました。

丸石さんは結構前に生歌を聴かせてもらった事がありました。今回のプロデューサーでもある多田さん(webデザインやらせてもらいました)に、ちょっと意見聞かせてほしい、と、ライブバーに連れて行ってもらい、そこで見たのです。
印象としては、歌う事が好きだし、とても好青年だけど、毒まみれの東京に暮らしていると、つい、この子大丈夫かな?毒(欲?)が足りないかな?と心配になったり。だけれどもその素朴で正直な素養は、きっと歌い手として武器にもなるはず。デビューするよりも、した後の方が大変なことが多いだろうけれど、応援しております!
 
そして『輪るピングドラム』BD+DVD5巻
 
ついにBD+DVDも後半戦。13話から15話収録。
ジャケ絵のラフ見たときに、紫で。ってすぐ決まった。ピングドラムのパッケージは、本当に絵を見れば一瞬で差し色が決まる、という素敵な反応が起きます。もちろん、中身をよく知っているので絵の意図をすぐ理解出来る、というのもあるのですが、絵そのものが凄くデザインを引っぱって行ってくれるように思います。
 
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表4のモノグラム柄は、今回はピングフォースバージョン。劇中で使用された黒ウサギ(シラセ・ソウヤ)アイコンも織り込みました。BDデジパック内側はアンプル模様になっていたりね。
本編の小ネタを挟み込むのも、この仕事の楽しいところ。
いつものように、封入特典・メニュー画面なども全て担当しています。
 
どちらもご贔屓に。このエントリーのタイトルは「ヒマワリ」のカップリング、「ぼくだけがぼくになれない」から抜粋。

0213

選んでくれてありがとう

120213 / days / permalink

嫁さんが無事退院。
朝からその準備でバタバタした一日。
 
退院後、一度自宅に戻り、その後里帰り。というスケジュールで
産後間もない嫁さんと、まだ生まれたての乳児。
しばしかーちゃんと会えずに甘えたがりの長男が発熱、とまさにカオス。
 
産院で貰っていた新生児用のオムツも使い果たし、そういえば買っておく暇なかった、と後悔し、このカオスの中意を決してオムツを買いに走ろうとドアを開けたその時、宅急便の制服着た男が、両手に沢山のオムツを抱えて立っていた。
 
ある方が、出産祝いに新生児用のおむつを沢山贈ってくださったのです。勿論面識の有る方だったのですが、次男妊娠の事も一切話しておらず、産まれた事もツイッターで書いただけ。という失礼な態度にも関わらず、ツイッターを見てすぐに役立つものを、すぐに贈ってくれたのです。
神がかったタイミングと、全く予想しなかった意外性にすごく感激しました。そういう即行動、という事、意外と出来ないのですよね。私は車を所有していないので、すぐになくなっていくおむつの買い出しも、自転車で少しずつ何回も買いに行かねばならないとこだったので、リアルに助かりました。
 
ここでなら名前出してもいいかな?…その方とは、幾原邦彦監督です。
すでにピングドラムの記事で何度も書いているので説明は不要だと思いますが、あの!幾原さんでした。
 
この手際、このセレクト!きっと側近の人(そんな存在が居るのか知らないけど:笑)に「何か気の利いたもんでも送りたまえ」と命じたのに違いない!(もちろんそれでも充分に嬉しいです)と思いきや、御礼の電話をしてみると、監督自ら、「これでいいのかな??」と戸惑いながら選んで送ってくださったとの事。感動です。
 
幾原さんには過去の作品を通じて、または今回のピングドラムを通しても、本当に多くのかけがえのないものを頂いています。それにも関わらず、こんな素敵なことまでしてもらって、凄く凄く感謝と敬意でいっぱいです。
 
本当にありがとうございました。
電話でもお話ししましたが、いつかこの子が大きくなったら、この日の事を伝えて、幾原さんの作品を一緒に観たいと思います。
子ども達にも、自分がかつてウテナで得た、衝撃と確信の様なものが贈れたらこの上ない喜びです。
 
タイトルはピングドラムの20話サブタイトルから。(オムツを)選んでくれてありがとう(笑)。

0209

Happy Birthday

120209 / days / permalink

次男、無事誕生いたしました。
やはり二度目ということもあってか、長男のときに比べたら割と落ちついて対応できた気がするし、嫁さんも準備など含め素晴らしくナイスであったという感じです。
15キロにもなる長男持ち上げるのに慣れていたので、生まれたての赤ちゃんは軽くてビックリしました。
 
すっかり大きくなった長男も、ちょっと前まではこんなだったんだなぁと、その成長ぶりを確かめる意味でも感動があったり。
そして次男も、長男のように大きくなる日が来るのかと思うと、その日々が楽しみでもあります。
 
ちょっと仕事に影響出てしまうってこともあってツイッターにこの事を書いたのですが、本当に多くの方から温かいリプライいただいて、とてもとても嬉しかったです。全員にリプ返せなかったのですが、感謝でいっぱいです。
 
babyesme
 
画像は、現在放送中の『戦姫絶唱シンフォギア』のキャラクターデザインでも活躍中のアニメーター、小池智史さんが「越阪部さん、ささやかですが(笑)」と描いてくださったピングドラムのペンギンたち(子守り仕様!ご本人に許可を取って載せさせていただいてます)。母エスメに1号父、2号長男、と画だけでなくアイデアも素晴らしい一枚。しかも「産まれたよ」ってツイートから1時間足らずで。とても嬉しかったです!小池さん、ありがとうございました!!
 
そして有り難いリプライたち。恐れ多い方から、戦友、身近な友人、ピンドラクラスタのみなさまなど。
massage

0201

時には仕事の話を

120201 / work / permalink

たまたま出来上がったものがいくつか同時に届いたので、少し紹介。
 
まずは、「百年豆腐」。これは足掛け3年くらい関わっていて、ようやく出来たもの。
さすがに3年間ずっと打ち込んでいた訳でなく、途中1年以上間が空いたりしていたのですが。
カバーを外すと、「みやぎぬ」という紙で、木綿豆腐っぽい表紙。
この本は本文の版面も豆腐のように正方形になっていて、余白多めの大人の組版。と思いきや全面見開きで写真が入ったり。気に入っているポイントがいくつもあって、つくづく、完成して良かった…。
 
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次は初めてのラノベ装丁。「ライジン×ライジン」(著:初美陽一さん / 絵:パルプヒロシさん)
 
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初めて担当なのに大賞受賞作をやらせていただきました。今まで読んだ事なかったラノベというジャンルでしたが、非常に楽しくお仕事出来ました。中身の目次や口絵なども、割と自由にやらせてもらいました。タイトルの特色は、一時期使いすぎてたために封印してた色。
 
そしてピングドラムのBD+DVD。あっという間に4巻。
もちろん1巻からずっとパッケージ、ブックレット、メニュー画面など、全てデザインさせていただいてますが、この巻に限っては、それだけでないのです。
 
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恐れ多くも、毎巻恒例のインタビューが私のインタビューなのです。
インタビュアーの方が、いつもBDの付録を一緒に作ってくださっている季刊エスの天野さんということもあって、取材は本当に楽しかったです。そして、上手くまとめてくださって感謝です。作中に登場する「こどもブロイラー」の没案なんかも載っています。
 
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12ページのブックレットは凄いインパクトを放ったバンクシーンについて。此処にも作成したアイコンなんかが載っています。
ミーハーなようですが、良い記念になりました。少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。
 
他にもとっくに出来てるのにまだ出せないものなんかも沢山あるのでタイミングとスケジュールを見ながら、順次ポートフォリオにアップしていきます。お見捨てなく。