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新緑の季節3

100509 / days

最近の休日はほどんど公園に行っている。
もちろん目的は子供を遊ばせるためなのだけれど、一緒に遊ぶと「とっくに忘れてしまった世界の楽しさ」を気づかされることも多い。
地面落ちた影の形や、葉っぱの綺麗な色とか、水っていう物質の不思議さとか。
 
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「魔の二歳児」とはよく言ったもので、おとなしかった息子も随分と主張をするようになってきた。
 
まだ言葉が自由でないため、言語以外の、表情や手振り、身体動作と、自分に出来る色々なことをフルに使って主張する。
 
子供の言動は、その動機の純度が高い分「伝える」という目的を果たす為に、ストレートな手法・感情で表現される。社会関係の中では、その方法は幼くてアウトだけれど、「表現の原点」という点で見れば、それはとても正しくて、揺るがない強さを持ってアウトプットされている。
 
大人はつい頭や言語を入り口にして世界を認識してしまうのだけれど、子供にとっては全てが入り口であり、共感覚のようなものを感じているのかもしれない。
 
今、日比野克彦さんの「8万文字の絵」を読んでいるのだけれど、子供の姿を見て、改めてなるほどっと思うことも多い。子供に色々なことを教えられる日々。