牛窓へ
ちょろっと仕事で岡山へ。空き時間で少しぶらり。
ちょろっと仕事で岡山へ。空き時間で少しぶらり。
幾原邦彦監督作品「輪るピングドラム」のブルーレイボックスが発売になりました。
単巻から引き続き、デザイン周りをまるっと担当しています。
今回は〝銀河鉄道の夜〟をモチーフにしたデザインにしたいと考えていて、その旨伝えたところ、星野リリィ先生がとても素敵な外箱イラストを描き下ろして下さいました。
構図だけでなく、その意味合いも、作品を見た人ならぐっとくるもので、本当に素晴らしい。
また、デジパックのイラストはキャラクターデザインの西位輝実さんの描き下ろし。西位さんの描くピングキャラはもう条件反射で泣けるわ。特別なのです。こちらは沢山のキャラ描いて欲しい、という希望通り、沢山描いてくれました。折り畳むごとに絵の表情が異なって見えるのが面白い所。フィニッシュワークは辻田さん。
トップメニューの画面は美術ギャラリーのスライドショーにしました(このためにスタジオPabloさんからデータ取り寄せたのです。)。キャラの居ない状態で美術を見ると、本編では気付けなかった魅力を発見できたりしてとても面白いです。
ピングドラムの画面って、〝組み合わせの妙〟みたいなのが多いので、それぞれのパーツだけを見直してみると、また印象が異なっていたりするのです。
そんなわけでレーベルのデザインも美術を中心にしました(単巻のときはキャラ中心だったこともあり)。
ブックレットの編集は天野さん。今回は今まで見たことないものをなるべく盛込んだ構成になっています。
表紙は色々加工試したのですがパール+黒箔押しでブランド物っぽい感じにしました。黒×黒のモノグラム模様がカッコいいです。
久しぶりのピングドラム仕事は楽しさに懐かしさも加わり、しかもユリ熊と並行してやっていたのでなんだか感慨深かったです。お馴染みのピングスタッフとまたやり取りできたのも楽しかったです。ユリ熊終わったらゆっくり観返そうかと思います。
気がつけば1月も終盤。
「ユリ熊嵐」の放送も3話まで終わりました。
一週間がバタバタとあっという間に過ぎ去ってしまっていて、今年はブログを…なんて決意する間もなくこの有様です。
少しだけ仕事の報告。
1)ユリ熊嵐スターティングガイド
装丁をやらせてもらいました。特色ピンクがうちっぽい。
本文はノータッチですが、アニメ本編用に私がデザインしたものが多数掲載されています。
また、関係者コメントみたいなのに少し答えています。
2)ユリ熊嵐ミュージアム
今まさに実施中(2/1まで)なのですが、そのロゴをやりました。
アホ可愛い感じで気に入っています。先日覗いてきました。
3)ピングドラムBD-BOXポスター
これについてはパッケージデザイン(発売になったらまた書きます)のオマケ。という感じですが。
池袋地下の丸の内線のあたりで掲載中(明日までですが)です。場所がまさに!って感じでちょっとグッと来ます。
ユリ熊絡みはまだ色々続いてやっているのでまた、順次紹介していきますが、現在は他にも4月発売の商品パッケージ
も多数進行していたりで、慌ただしくも楽しくやっています。
数えきれない福がやってきますように。
今年は自分の立ち位置を確認してる暇もなく、怒濤のように去っていったので振り返るのが難しい…。
【新しい仕事と以前からの仕事】
有り難いことに、疎遠になっていたところと再びガッツリ仕事をさせていただいたり、はたまた新しい仕事仲間やお客さんと知り合ったり…。収入は兎も角、縁に恵まれた一年でした。昔からの間柄ならではの、通じ合う部分や、新しい間柄ならではの新鮮な感じ、両者がそれぞれ良い刺激になりました。
まだまだ色んな仕事したいのでおひとつよろしく。
【ユリ熊嵐発表】
結構前から関わっていたので、発表できたのは感慨深く、嬉しい限り。
ユリ熊の打ち合わせでは、〝想像力〟〝ものづくり〟とは何か?を考えさせられることも多く、改めて監督の懐の深さを感じさせられます。愛される作品になってほしいなぁ…。ピングドラムで知り合った方といまだに沢山会う機会があったり、仕事したりしているので、今回もそういった関係を沢山築けるといいなぁ。
【阿佐ヶ谷移転騒動】
これについては多くは語りませんが、ちょっとそういう話が出ては消えた、ってもんです。忘れないために書いとく。
【こどもたちの成長】
成長期の子を持つ親なら、まぁだいたいこれに尽きるでしょう。
ああ、この瞬間忘れたくないな。って瞬間をいくつもくれる不思議な生き物。
もっとやれた、とか、あすこが今イチ…みたいなのは相変わらずあるけど、総合的に見れば良い年だったのではないでしょうか?
忙しさに負けて、あまり呑み行けなかったのが心残りかな?
遠出できなかったのも。
来年また頑張ろう。