1225

虹の約束

131225 / work / permalink

本日25日発売、小松未可子さんの新曲「虹の約束」。アートディレクション&デザイン担当させて戴きました。ブックレットは歌詞からの着想でちょっとした物語を織り込んでいます。色々想像してみてくれると嬉しいです。
 
ブランコに乗って撮ったものと、ミニチュアを組んで撮ったものを合成しています。
撮影は宮地岩根さん。この案件受けた時からいろいろとサポートして下さいました。改めて感謝。
(撮り終わってすぐ、お互いジープ行きでしたがw)
 
ミニチュアは青木友香さんにお願いしました。青木さんとはパブロの某打ち上げで知り合ったのですが、最初に作品見た時から一緒に仕事したかったので叶って何よりでした。
愛情の籠った素敵な作品に感謝です。物撮りだけでなく、人物撮りの際もギリギリまで作業してくれました。
 
ちなみに小松さんはとても感じの良い素敵な方でした。お仕事ご一緒出来て嬉しかったです。
上が初回盤、下が通常盤。初回版は吉崎響さんによるPV入りの2枚組。さらに柴田由香さんの可愛いヨヨネネイラストの巻帯付きです。
 
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11月のまとめ
 
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ジープ行ってたからか、少ないですな。(言い訳)

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ジープ島からの手紙

131112 / days / permalink

11/5-11でミクロネシアのジープ島へ行ってきました。
 
毎日海に出て、潜って、遊んで、呑んで…という日々でしたが(詳しくは後日書きます)、何もしない時間も沢山あり、時計すら一切見ない暮らしに身を置いてみて、色々と感じることがありました。
今後の人生を送るにあたって、大きな種が撒かれたような気がします。
事実、東京に帰ってから、目に映るものに変化が訪れています。
 
素敵な出会いもあり、本当に実りの多い滞在でした。
ジープ行きに協力して下さった方、了承して下さった方々、何よりも笑顔で送り出してくれた家族に感謝です。
 
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ちょっとCMっぽくなってしまうけど、この島に行く切欠の一つは、この仕事でした。
パッケージ周りと、テロップ、編集などを担当しています。TSUTAYAでレンタルも出来るけど、セル版は、特典映像が40分もあって、それがまた物凄い素敵です。気になった方は是非(身近な人は貸しますよ。是非一度観て下さい)。
 
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10月のまとめ
 
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まとまってるのか、いないのか。

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M.M.P.T

131009 / work / permalink

戦争や暴力は嫌いだけど、ミリタリーものには心惹かれてしまうアナタに!
平和の象徴である鳩の空軍のTシャツ作りました。
 
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ちょっと空いた時間にミリタリーっぽいTしゃつ欲しいなー、と思って探してるうちに、自分で作った方が早いか?
と思い始めたりして、冗談半分で手を動かしつつ作りました。
 
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実のところ一番苦労したのは色混ぜる作業でした。なかなか良い色にならず苦労しました。
その甲斐あってとても良い感じです。
 
右下のタグっぽいのはちょっと気に入ったので今後も使うかも。
いつものとこで売ってます。

豆鳩雑貨店 → http://lvdctv.net/

0930

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130930 / tumblr / permalink

9月のまとめ
 
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女の子(と思われる)の足の写真、凄くすき。

0912

想像力より高く

130912 / days / permalink

ワタリウム美術館での幾原さんとシーザーさんのトークショーへ。
展示自体は一昨日ゆっくりと観ていたので、この日は純粋にトークを聴きに。
 
テーマは「革命になる音楽」。
お話は天井桟敷時代のシーザーさんの音作りや、ウテナ劇伴に起用された経緯、その反響など。
個人的には寺山さんと一緒に作っていたシーザーさんと、それに憧れた幾原さん。という具合でそれぞれの視点での寺山像が面白かった。
自分自身は、そんなお二人に憧れてから、余計に。
  
寺山修司が死んだとき自分は幼稚園児だったので、テラヤマ体験は無い。
そういうのを意識し始めた時は芥川龍之介や中原中也同様に、教科書的な過去の作家だった。
野田秀樹や鴻上尚史を知って、芝居に傾倒していくにつれ、目の上のたんこぶのようにその名前をよく耳にした。
著書を読み、映画を見て、そしてJ.A.シーザーを知り、万有引力の芝居に足を運んでみたりした。
ウテナを知りったのもその影響で、その縁でピングドラムに参加出来たのだから間接的ながら影響はとても大きい。
 
寺山修司に対する興味は、またはその熱狂の時代は自分にとって経験しなかった故の憧れ、ということが動機としては大きい。
はるか昔の写真や記録にドキドキするような。
だけど知れば知るほど僕を魅了したのはその言葉たちだった。
挑発的で、切れ味鋭く、いつ読んでも(聞いても)謎に満ちた、なのに魅惑的な言葉たち。
装置としての舞台、事件としての舞台、など他の追随を許さない活動。だけどそれらを煽動し全てを巻き込めたのはやはり、その魅惑的な言葉がカギになったのかな?なんて。
 
そういう想像力を勝手に働かせたりするのも好きだったり。
 
だから当時一緒に制作していたシーザーさんや、その目で見ていた幾原さんの話を直接聞ける事は、とても貴重で、自分と記録の向こうの偉人を繋いでくれてとても嬉しい。
教科書的な過去の作家ではない、扇動者としての、当事者としての、実行犯としての、そして、人間としての寺山修司を甦らせてくれる。言葉や表現がいつまでも魅惑的に見えるその謎を、少しだけ種明かししてくれるような。
(シーザーさんや幾原さんの影響もプラスされている)その血肉が、今の自分に流れている事も嬉しいし誇らしい。
 
幾原さんと仕事していると同時代に生きててよかった!一緒に仕事出来てよかった!ということをよく思うのだけど、やはり、寺山さんや、幾ら好きでも他界してしまった作家さんとは一緒にやりたくても出来ないから、そういう想いもあるのかもしれない。
 
今度はシーザーさんのお仕事にも、デザインで貢献したいな。
こういうの夢見たり、言う分にはタダだしね。
 
タイトルは好きな言葉「どんな鳥も想像力より高く飛ぶことはできない」から。