0330

手と鳩

130330 / work / permalink

アニメーターの小池智史さんの名刺をデザインさせていただきました。(住所とかはでたらめにしてあります)
 
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総作画監督、キャラクターデザインをしているキューティクル探偵因幡戦姫絶唱シンフォギアなどの絵を見れば分かる通り、とても端整で美しい線の絵を描く方です。
 
なのでデザインも白の面積多めにして清潔感溢れるように。
また、ご本人はジョーダン好きなので赤黒白のブルズカラーで。
 
(アニメーターなので絵を描いている)手のイラストを入れようと、手の絵だけを依頼したのですが(下左)、仕上げてくれたイラスト(下右)にはなんと鳩が!
 
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アニメを生業にしてるということで、生み出す表現を。そして私がデザインしたということが分かるという意味でアイコンの鳩だそうです。
こちらの希望を上回る、というだけでなく、色んな意味を付け加えてくれて、とても素敵な仕上がりになりました。小池さんありがとう。
 
アニメ業界関係者の名刺は、実は昨夏の幾原監督から始まって、辻田さん(幾原さんと偶然にも同時期に頼まれました)、中村夫妻、そして今回小池さん…と断続的にやらせてもらっていて、現在も とある美術監督さんのものを作成中です。

0301

COCOLO

130301 / work / permalink

「スタジオ心」のロゴデザイン、名刺デザインを担当しました。
 
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スタジオ心はピングドラムでご一緒した美術監督の中村千恵子さんとご主人の中村豪希さん(こちらも有名な美術監督さんです)の立ち上げたアニメーションの背景美術の会社です。
 
打ち合わせもいつもご夫婦一緒ですごく楽しく、「心」の文字のエレメントに反映されています。
もちろん、右の2つの円に込めています。
 
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※名刺の住所や番号はでたらめです。
 
さらにこの名刺、裏のイメージの模様が、ご夫妻とも一見同じに見えるのですが微妙に異なっていて、並べると繋がるようになっています。夫婦の名刺を並べると一枚の模様になるという仕様です。
 
いつまでも寄り添いつつ、高め合って、これからも素敵な作品沢山みせてください!
 
ちなみにこの裏側の模様は、描き下ろしてもらったわけでなく、実際にアニメに使われたBGから素材を抽出しています。これだけで「ああ、あそこか!」と分かる人はいないだろうけど、ペンギンのあのアニメのあのシーンです。

0227

いつか一緒に

130227 / work / permalink

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ウテナBD下巻発売。上巻に続きデザイン一式担当してます。
 
下巻は上巻ほどはプレッシャーで苦しんで…みたいなのはなかったけど、ブックレット2冊の上、一方はとても画像点数が多かったので物理的に大変でした。
メニュー画面も劇場版や特典ディスクなどは沢山作るものがあったので。
 
これにてつかの間のウテナスタッフは終了。
とても良い記念になったし、手にした人から嬉しい感想を沢山聞けました。幸福な仕事です。
 
今回のウテナの仕事一連では、デザインの制約として自分に3つ、禁止事項を設けました。
この3つは、かつてのウテナのデザインではとても多く見られた3つです。それを使えば当時のウテナっぽい感じにはすぐ出来たのだけれど、それをやると出来の悪いレプリカになってしまうため禁止しました。
 
変わったことやってやろう、というつもりはなく、むしろ踏襲すべき所は積極的に踏襲したのですが、その3つだけは時代がともなっていないと嘘くさくなってしまう、というか。そう言うところはパッケージデザイナーっぽい突き放し方が出来たのかな?と思ってます。
 
さて、その3つの禁、なんだか分かりますか?
(1つは超1部分に例外的に使ってしまっていますが)
 
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0203

絶対運命黙示録!

130203 / work / permalink

ウテナBD-BOXのパッケージ仕事に関連して、TVCMも作成させていただきました。
 
さすがに自宅のリビングで流れると、テンション上がります。
「絶対運命黙示録」(CMに使用した劇中音楽)がまたテレビの電波に乗っているとは嬉しい限り。
 
自分の仕事のチェック、と言うのすっかり忘れファンになって歓喜していました。

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0123

世界を革命する力を

130123 / work / permalink

「少女革命ウテナ」のブルーレイボックス上巻発売。
 
パッケージ(外箱・デジパック・レーベル)、特典本、メニュー画面など、デザインに関わる部分を担当させて戴きました。
 
外箱のイラストは長谷川眞也さん。
黒のメタリック箔と金箔、特色金・銀を贅沢に使用したゴージャスな造りです。
デジパックは さいとうちほ先生。4面あるデジパックすべてに華麗なイラストが書き下ろされています。
恐れ多くもお仕事でご一緒することができ、感無量です。
 
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年末にも書いたけど、この仕事はファンとして、とても光栄でやりがいのある案件でした。
それ故か、プレッシャーも大きく、あれだけ好きだった作品にも関わらず、この作品がどういった作品か、自分がこの作品のどういったところを好きだったか、途中で分からなくなってしまい、スランプに陥ったりもしました。
 
自分含めファンは放送後の15年の間で、それぞれの作品像を自分の中に持っているだろうから、どうしたって「こうじゃない!」みたいな不満は出てしまうのだろうし。あの作品に土をつけてはならない、足をひっぱってはならない、と、ネガティブになったり。
 
自らの仕事として消化(昇華)出来るまが凄く長かったのです。すでにあるものをなぞるだけにならないよう、無駄に違うことしないよう、そこらへんのバランスとか。ピングドラムとは全然違うやりづらさというか(笑)
 
あの作品の魅力を自分が広めるんだ!という心構えになれた一因は上映会でのファンの方々に囲まれたあの幸福な空気でした。
そして、作品や当時のスタッフ、古くからのファンへの敬意や愛は沢山沢山詰め込んだつもりです。
 
本編の素晴らしさはもちろんのこと、デザイン周りも自信作です。
この先下巻作業へと続いていくけど、もう気持ちの面で揺れたりはしません。潔く、カッコ良く。

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ライジン4巻

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ライジン×ライジン」4巻出来ました。
 
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今回はちょっと趣向の違う扉です。
毎回思うけど、本になって届くときのこの喜びは格別です!次巻の作業も楽しみです。

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こだわり[中級]韓国語

121125 / work / permalink

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ブックデザイン担当しました。教材系書籍の装丁は久しぶりでしたが、相変わらず楽しくお仕事させていただきました。
伝統のセットン柄取り入れてます。
 
発売は三修社さんより。