ありがとう
「輪るピングドラム」最終回を池袋のシネマサンシャインのオールナイト上映イベントで見てきました。
毎回Twitterなどでは放送後にスタッフさんとあーだーこーだ言ったりしながら時間を共有していたのですが、スタジオに詰めている訳ではないので、観る時はいつも一人でした。最後くらい作ったスタッフの皆さんと一緒に観たい、と思っていたのでこのイベントに行ける事になったのは本当に嬉しかったです。(誘ってくださった色彩設計の辻田さん、席用意してくださった池田Pに多大なる感謝です)
イベントには、幾原監督や主なキャストのみなさん、助監督、脚本担当、演出さん、美術班、撮影班、など、多くの関係者が(ほとんど立ち見なのに)集まってました。お名前は知っていたものの、初めてお会いする方も多かったのだけど、皆本当に心は一つ、という感じでお互いを尊敬し合い、自分のパートで全力を尽くしていたので、「初めまして」よりも「お疲れさま!」という、戦友の様な感じ。各スタッフさんとお話しする度、この作品がいかに愛されていたかが伝わってきて、嬉しく、また誇らしい気持になりました。
また、イベントにいらっしゃったお客さんに話しかけられたり、自作のグッズを見せに来てくださったり、という交流も出来て、本当にピングドラムが大好きな人達で最終回を見守る、という素敵な夜になりました。
イベントの内容としては1、12、18、20、22、23話とセレクトされた話数とキャストさんのトークを挟んでの最終話上映。そしてアフタートーク。
最終話については言う事無いです。もうホント。鳥肌立ちっぱなしですよ。最高のエンディングだったと思います。言語化するの勿体ないくらい、というか、言語化して考えると隙間からするすると大事なものが逃げて行ってしまうような、本当に沢山の想いの詰まった作品になったと思う。上映後、沸き上がった拍手や、スタッフさんと交わした握手など、感無量。監督に直接感想(まぁ感激しててほとんど日本語になってませんが)言えたのも良かった。
その後、大喝采の中登壇された監督が、何度もスタッフを労っていたのにも感動した。
こちらこそ、ありがとう。という感じですよ。
物語は終了したけれど、この作品が投げかけたものは、何年もかけて少しずつ芽を出して行くのだろうな、と思う。そしてこの企画に参加出来たことの影響も、この先の人生に多大な影響を与えるものだと思うし、糧にしていきたい。
これからも、色々な人に愛され続ける作品になることを祈ってます。
皆様本当にお疲れさまでした。
写真は、イベントに向かう途中、駅で撮ったもの。