0807
その先
風情ある石段を上ると、よく寄り道する神社に繋がっていた。
「あの道を進んだら何処に行くんだろう?」が、「おお!ここに繋がっていたのか!」って分かる瞬間、神秘的な謎が無くなる寂しさと、新しい解を得た喜びが同時にやってくて、ちょっと複雑。
風情ある石段を上ると、よく寄り道する神社に繋がっていた。
「あの道を進んだら何処に行くんだろう?」が、「おお!ここに繋がっていたのか!」って分かる瞬間、神秘的な謎が無くなる寂しさと、新しい解を得た喜びが同時にやってくて、ちょっと複雑。
作品の善し悪しを決定するときの最近の僕の基準、「のびやか」かどうか?
思想もカタチも色彩も配置も。
のびやかとは無意識なのに無軌道でなく、意図せずとも信念が潜んでいるような、自由でしなやかな状態。
シャープで緻密なデザインをやるときほど、必要な感覚かもしれない。
代々木八幡での仕事帰り、あまりの暑さに、代々木八幡宮で涼む事に。
野田秀樹の「ゼンダ城の虜」のセリフをいくつも思い出す。
夕方からぷらっと、とげ抜き地蔵の盆踊りへ。
盆踊りなんてずいぶん久しぶりに見たけど、やっぱり都会の狭い場所だと、ちょっと風情に欠ける。
でも、吊ってある提灯に書かれたお店の名前を見て、そのほとんどが何処にあって、どういう店か知ってるあたり、この狭い都会が第二の故郷になりつつあるのかな?なんて複雑な思いも。