0223

青いリボンと赤いロゴ

120223 / days / permalink

以前書いたマルイワンでのピングドラム展や、現在ナムコナンジャタウンで開催中のピングドラムコラボの展示でも活躍のペンギンのぬいぐるみ(記念すべき納品日に立ち会えたこともあったり)。
それら公式のぬいぐるみを作成された なすかさんになんと!出産祝いでぬいぐるみを頂いてしまいました!感激でございます。
超可愛くて、超素敵。
なすかさん、ありがとう。
 
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そもそもこれは、5月半ばくらい、まだピングドラムが始まる前に、ウィルキンソンのロゴいいよね、みたいな話から→ 今、ユニクロでウィルキンソンのロゴT売ってるよ→ それぬいぐるみにしたら…など漠然とした雑談が切欠。だから元の素材はこれなのです。
 
wil_t
 
Tシャツでは首後ろについてた小さいロゴは、お腹のポッケにつけられています。(ポッケの裏地は足の裏同様グレーでセンス良いのです♪)
 
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これはバク(獏)のぬいぐるみなのです。バクは悪い夢を食べてくれるから、Babyの安眠のおともに…という とても素敵な手書きのカードが添えられていました。改めて なすかさんのセンスと心遣いに感謝です。
 
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ウィルキンソンTでぬいぐるみ、という半年以上も前の雑談を覚えていて、さらに実現してくれただけでも凄いのに、このタイミングでバク作ってくるとは、本当に感激しました!現在、次男の枕元に飾っております。本当にありがとう。
 
*ぬいぐるみは名前をつけた日がお誕生日、ということで後日長男(3歳)によって「ヘペ」と名付けられました。長男もヘペを気に入っています。
 
ピングドラムのスタッフさんは本当に素敵な人ばかりで、もっと精進しなきゃな、と自らの不甲斐なさを反省してばかりです。

0213

選んでくれてありがとう

120213 / days / permalink

嫁さんが無事退院。
朝からその準備でバタバタした一日。
 
退院後、一度自宅に戻り、その後里帰り。というスケジュールで
産後間もない嫁さんと、まだ生まれたての乳児。
しばしかーちゃんと会えずに甘えたがりの長男が発熱、とまさにカオス。
 
産院で貰っていた新生児用のオムツも使い果たし、そういえば買っておく暇なかった、と後悔し、このカオスの中意を決してオムツを買いに走ろうとドアを開けたその時、宅急便の制服着た男が、両手に沢山のオムツを抱えて立っていた。
 
ある方が、出産祝いに新生児用のおむつを沢山贈ってくださったのです。勿論面識の有る方だったのですが、次男妊娠の事も一切話しておらず、産まれた事もツイッターで書いただけ。という失礼な態度にも関わらず、ツイッターを見てすぐに役立つものを、すぐに贈ってくれたのです。
神がかったタイミングと、全く予想しなかった意外性にすごく感激しました。そういう即行動、という事、意外と出来ないのですよね。私は車を所有していないので、すぐになくなっていくおむつの買い出しも、自転車で少しずつ何回も買いに行かねばならないとこだったので、リアルに助かりました。
 
ここでなら名前出してもいいかな?…その方とは、幾原邦彦監督です。
すでにピングドラムの記事で何度も書いているので説明は不要だと思いますが、あの!幾原さんでした。
 
この手際、このセレクト!きっと側近の人(そんな存在が居るのか知らないけど:笑)に「何か気の利いたもんでも送りたまえ」と命じたのに違いない!(もちろんそれでも充分に嬉しいです)と思いきや、御礼の電話をしてみると、監督自ら、「これでいいのかな??」と戸惑いながら選んで送ってくださったとの事。感動です。
 
幾原さんには過去の作品を通じて、または今回のピングドラムを通しても、本当に多くのかけがえのないものを頂いています。それにも関わらず、こんな素敵なことまでしてもらって、凄く凄く感謝と敬意でいっぱいです。
 
本当にありがとうございました。
電話でもお話ししましたが、いつかこの子が大きくなったら、この日の事を伝えて、幾原さんの作品を一緒に観たいと思います。
子ども達にも、自分がかつてウテナで得た、衝撃と確信の様なものが贈れたらこの上ない喜びです。
 
タイトルはピングドラムの20話サブタイトルから。(オムツを)選んでくれてありがとう(笑)。

0209

Happy Birthday

120209 / days / permalink

次男、無事誕生いたしました。
やはり二度目ということもあってか、長男のときに比べたら割と落ちついて対応できた気がするし、嫁さんも準備など含め素晴らしくナイスであったという感じです。
15キロにもなる長男持ち上げるのに慣れていたので、生まれたての赤ちゃんは軽くてビックリしました。
 
すっかり大きくなった長男も、ちょっと前まではこんなだったんだなぁと、その成長ぶりを確かめる意味でも感動があったり。
そして次男も、長男のように大きくなる日が来るのかと思うと、その日々が楽しみでもあります。
 
ちょっと仕事に影響出てしまうってこともあってツイッターにこの事を書いたのですが、本当に多くの方から温かいリプライいただいて、とてもとても嬉しかったです。全員にリプ返せなかったのですが、感謝でいっぱいです。
 
babyesme
 
画像は、現在放送中の『戦姫絶唱シンフォギア』のキャラクターデザインでも活躍中のアニメーター、小池智史さんが「越阪部さん、ささやかですが(笑)」と描いてくださったピングドラムのペンギンたち(子守り仕様!ご本人に許可を取って載せさせていただいてます)。母エスメに1号父、2号長男、と画だけでなくアイデアも素晴らしい一枚。しかも「産まれたよ」ってツイートから1時間足らずで。とても嬉しかったです!小池さん、ありがとうございました!!
 
そして有り難いリプライたち。恐れ多い方から、戦友、身近な友人、ピンドラクラスタのみなさまなど。
massage

0128

ピングドラム展

120128 / days / permalink

日付的には昨日なのですが、新宿マルイワンで開催中のピングドラム展へ行ってきました。
 
オーラすら漂う、星野先生の美しい生原稿やすっかりお馴染みのなすかさんのぬいぐるみなど。
会場は平日昼間だというのに、大勢のお客さんで賑わっていました。
 
そして長蛇の列になっていたノート。
最初のページに幾原さんや(陽毬役の)荒川さん、(眞悧役の)小泉さんなどのサインがあるだけでなく、一般のお客さんに混じって、(冠葉役の)昴さんや(ヒバリ役の)渡辺さんのサイン、まさかの星野先生の生イラスト、美術監督お二方や小説担当の高橋先生など、スタッフさんの書き込みもあるためか、大人気。
 
私も並んで皆さんの書き込みを全て読ませてもらいました。
驚いたのは「○○さん、大好き」みたいな書き込みが多いのかと思いきや、作品そのもの、テーマやストーリーなどに対する感謝や賛辞で溢れかえっていた事。スタッフさんへの書き込みなんかもあって、かなりグッと来た。
 
偶然居合わせた人形服作家のRico*さんブライスのプリクリ様衣裳を作られた)と一緒にノート捲っていたのだけど、これ一人だったら泣いてたかもな。という感じ。私もこのブログやツイッターで散々ピングドラムへの熱い(ウザい?)愛を語っていますが、それを凌ぐくらいのポテンシャル。かなり遠方から来られた方も居たようで、改めて大勢の人と作品愛を共有出来ている事に驚きです。
 
で、私も書いてきました。辻田さんの下が空いていたので、そこにね。
(写真はRico*さんが撮影してくださったものをお借りしました。感謝。上に書かれてるカッコいいサインが辻田さんのものです)
 
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仕事部屋に飾っている、彼シャツ仕様の超合金デビルマン。
 
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このTシャツも、ブライス用にRico*さんが作成したものです。(movicのTシャツをブライスサイズで完全再現。)

0127

12th Anniversary

120127 / days / permalink

毎年この日に書く事はだいたい一緒(笑)。初心の確認。
 
今日でHPを立ち上げて12年。干支一周。
どんどん自分を取り巻く環境も、世界を取り巻く状況も変わって来て、ここのHPの意義の様なものも、かつてとは全然変わって来ている。
その変化はそれなりにストーリーとなって反芻できるので嫌いではない。
 
だけど、徹頭徹尾変わらないのは、此処だけは好き勝手な場であるということ。何の縛りも設けていないという事。
頑張る必要もないし、誰かに強要されることもない。
もう本当にフリーダム。愛想をつかして訪問者が居なくなっても構わないとすら思っている。(仕事なくなっちゃったら困りますが。)
 
それでも、今なお、それこそ何年も見続けてくれる人がいる事を私は知っている。
思い出したときにフラッと覗きにくる、気まぐれなお客さんだけど、それが何年も続いて、すっかり常連さんになってくれている人が居る事を知っている。「知ってる」でなく「信じている」でもいい。
最近、私のことを知ってくれた人が、これから常連になるかもしれない。まだ閉じる気は1ミリもない。
 
久しぶりに今までの1/27の書き込みを読み返してみた。
随分成長した様な気もするし、劣化したような気もするし、まるで変わっていないような気もする。だけど、いつも出来る事は一つくらいしかない。今よりもう一歩進もうとする事だけだ。
 
120127
 
来年、此処を読み返した時、どんな事を思うんだろう?
今よりもの造りが好きになってたらいいな。

0125

終幕

120125 / days,work / permalink

「輪るピングドラム」打ち上げ。
 
自分がこういうものに参加する日が来るとは夢にも思わなかったです。
嗚呼、本当に終わりなんだなぁ。という名残惜しい感じと、やりきった達成感(実際は反省が多いのだけど)で なんだか卒業式の様な浮ついた感じ。
 
最終回イベントやスタジオの忘・新年会などで顔会わす機会の多かったキャスト、スタッフさんはすっかりお馴染みな感じでしたし、半年ぶりくらいにお会いするスタッフさん、初めて直接お会いした方々など、様々。
キャスト陣、勢揃いの上、お久しぶりの星野先生、ようやくお会い出来た橋本さんなど本当に豪華な顔ぶれ。
主題歌歌っていたやくしまるさんやNARASAKIさんまで。
 
自分も皆さんの前に出てご挨拶させていただいて話したのですが、も少しだけ。
 
この半年間、本当に楽しかったです。
幾原監督、また作品作ってくださってありがとうございました。
そして私に声をかけてくださってありがとうございました。
こんなに素敵な作品に出会えるだけでも一生の宝なのに、こんな素敵なスタッフさんと一緒に作る側に回れるなんて、本当に貴重な経験をさせていただきました。
自分が今までやってきたことが全て肯定されたかの様な誇らしい気持でいっぱいです。
力不足の部分もあったでしょうが、最後まで関わらせてくれて感謝でいっぱいです。
 
そして池田P、働きやすい環境を整えてくださってありがとうございました。
不慣れな事だらけで右も左も分からなかったのですが上手くリードしてくださって感謝です。
企画の最初に仰っていた「楽しんでください」を胸に、大いに楽しませて貰いました。
 
常葉さん、山﨑さん、辻田さん。ブレベの現場との橋渡し、ありがとうございました。
お陰さまでまるでストレスなくデータ類納品できました。そしてBDなどの素材も沢山いただけて今なお助かってます。

キャストの皆さん、主要スタッフの皆さん、各話コンテ、演出さん、音楽、美術、撮影さんなどなど(本当は個別に延々と書き綴りたい思いでいっぱいです)。
毎週仕上がってくる完パケは本当にテンション上がる素晴らしい出来で、作業の苦労がすべて消し飛びました。更にそんな刺激を毎週テレビの前で視聴者のみなさんと共有出来た事、大変に幸せなひとときでした。
 
私は、も少しだけBDやムック本でピングドラムには関われるのですが、一区切り。
 
アニメ業界人ではないのでなかなか「次また別の現場で…」というのは難しいのかもしれませんが、何かの機会でまた一緒に作品作れたらなぁ、と切に思います。お疲れさまでした。
 
120124
 
*この記事は美術監督の中村さんの記事や色彩設計の辻田さんの記事を読んで、自分も書いておこうと思ったのでした。(両氏ともいつも本当によくしてくださってありがとうございます。お二方とも憧れのウテナスタッフということもあり激リスペクトです。素敵な大人なので自分もそうなりたいです。)
 
最後に、夜型になったり仕事詰めになったりで、色々と迷惑や心配をかけてしまった嫁さんに多大な感謝。おかげで孫の代まで自慢出来ます。

0103

助走

120103 / days / permalink

毎年恒例の神田明神初詣の帰り道にパチリ。
 
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