遊具
実家から街道を挟んだほど近く。全然変わらない町。
変わったら変わったで寂しくなったりもするのだけれど、変わらなかったら変わらなかったで何だか切ない。
実家から街道を挟んだほど近く。全然変わらない町。
変わったら変わったで寂しくなったりもするのだけれど、変わらなかったら変わらなかったで何だか切ない。
公私ともに大変にお世話になっている辻田さんのトークイベント「第71回アニメスタイルイベント 生誕50年記念! 色彩設計おぼえがきSPECIAL」へ。
内容はセル時代からデジタルへのアニメ制作における色彩設計について。ということで、一般にあまり知られていない製作の裏側と、その中での色彩設計の役割など。
辻田さんは明瞭で簡潔で話が分かり易いので、若干マニアックな話に寄っても楽しく理解出来ました。また、色彩設計の話をしてはいるのだけど、自分としては職業的にすごく共感出来る部分もあって、自分の仕事のことを見つめ直す良い機会にも。
表現者の意図を汲んで伝え易く自分の持ち場で演出していく様子は、普段私がデザインで取り組んでいる事と同じなので。
今回、イベント用に勝手にパロディロゴを作らせてもらいました。
キービジュアルは追崎さんのイラスト。ちゃっかり作成したマークも隅っこに入れさせてもらってます。
折角マーク作ったので、シルクスクリーンでTシャツに刷って贈ったところ、しっかり着て登壇して下さいました。
辻田さんありがとう!二枚贈ったのですが、一枚は二部ゲストのみつえ監督が着て登場しました!
*みつえさんはこれまたピングドラムでご一緒して、その後も少し仕事で一緒させてもらったり、という関係ですが、相変わらずの高テンションで会場を凄く盛り上げていました。
会場では辻田さんの奥様や、西位さんや追崎さん、古橋さんなど、沢山の方とご一緒出来て、非常に楽しい素敵な夜でした。
改めて辻田さん生誕50年、おめでとうございます。
これからも人生の先輩として、尊敬出来るプロフェッショナルとして、そして何より呑み仲間としてよろしくお願いします。
最後に辻田さんとみつえさんと一緒にパチリ。
10回目の結婚記念日。
これは事実として、一つの自信というか、今後の何かしらの支えになってくれると思います。
まだまだ楽しくなる工夫を。
感謝。
ウテナ展、幾原さんのトークショーへ。
トークショーでは「例の映像」を流すということで、仕上がり(最終的なものはその場で初めて観ました)やそのリアクションが気になってトークショーどころではなかったり。
中身についてはも少ししらばっくれ続けるとして、トークショー後に西武ギャラリーのウテナ展をスタッフだけで特別に見せてもらいました。
一般客ですでに観てはいたのですが、幾原さんや辻田さんという当時のウテナスタッフと一緒に見るのはとても不思議な感じで感慨深かったです。
また、ピングドラムスタッフも数人いたのでそのあたりも何だか不思議で面白かったです。
辻田さんがブログに「15年前の自分と2年前の自分がぴったりと向かい合わせでひとつの空間にある」と不思議がっていらっしゃいましたが、自分としては「観客席で観てた作品と、実際フィールドで一緒に作った作品がひとつの空間にある」ことが不思議でした。
そろそろピングドラムちゃんと見返そうかな?
BD作業でだいぶ観たのだけど、今ならお客さんとして観れそうだし、その方が良さが分かったりするだろうしね。
画像は、昼間に家族で花見した石神井川。
何も解決しないまままた春が来てしまった。
夜光星ディスコルームを観劇させていただきました。
昔の芝居仲間でもあり、今の仕事仲間(?)というかウェブ担当させてもらっている舞山さんと、ピングドラムでご一緒した声優の小泉さんが共演!という嬉しい舞台でした。
全然別のタイミングや切欠で知り合った二人が共演しているのは何だか不思議でしたが、そんなの関係なく久しぶりの舞台、とても楽しく観れました。
昔はちょっとイイ舞台観ると、メラメラしていたけど、最近はさすがにそういうことは無くなってきた。芝居への未練や執着がなくなった代わりに、宣伝美術やりたい!とか、そっちの欲が出てきた様な。
もともとデザインすることを初めて意識した、というかデザインする楽しさを最初に味わったのは、17の時で、友人が作った劇団のチラシ作成だった。そう言う意味では「宣伝美術」は自分の原点だったりもしたりして。
やはり割とリアルタイムで書かないとよくないね。
ここに残したいと思うくらいの感情はだいたい覚えているのだけれど、“どういった言葉で”書き残したかったのかが時間ととともに変わってしまう。
そしてその誤差は時差よりも深く、取り返しがつかないのだろうな。