1231

2011雑感

111231 / days / permalink

去年書いてみて、読み返したら、なかなかこういう風に書いておくのは良いかも?と思えたので今年も。ちなみに去年書いた「ひとつ夢が叶った」ってのは勿論、幾原監督との仕事(ピングドラム参加)ってことね。
 
【祖父他界】
大往生と言える長寿だったので、悲壮感はないのだけれども、やっぱりすっぽりと抜けてしまったその存在が寂しい。教えてもらった事、その影響は計り知れない。
一緒に暮らしていて、いつも甘やかしてもらったので、良い思い出しかない。思い出の中でいつも笑顔。
 
【震災・原発】
日本の価値観を変えた、という意味での影響はもちろん、精神面で結構な影響を受けた。
野球観戦や映画鑑賞、ギャラリー散策など、インプットする覇気の様なものを根こそぎ持っていかれた様な。今年ブログの更新や作品制作がガクンと減ったのは仕事忙しかったからだけではないはず。
 
【輪るピングドラム】
すでに何度も書いているけど、今年はこの作品に捧げた一年と言っても過言ではなかったかもしれない。初めてのことづくしだったし、いち視聴者としても夢中にならざるを得ない!といった模様。
そして、震災同様、精神面での影響も大きかった。大勢のスタッフさん・キャストさんの頑張りに、大きく勇気づけられた。
 
【色々な人と会えた】
今年は残念ながら旧交を温める、というのは殆どなかったのだけど、その分、色々な業種・年齢の人と話す機会があった。
去年も書いたけど、やはり沢山の人と話したりすることは、とても良い刺激になる。独立してから一人で作業してる事が多いので、情報交換的な意味でも大事だな、と。
 
【大塚から練馬へ】
引っ越しして、事務所、家をひとつにした。
出勤していると見えてなかった子どもの普段の様子が垣間みれて、ナイス。というのもあるけど、自宅だからつい不規則に籠ってしまう問題も。今まで便利すぎたので、色々と交通面でのストレスが出てきたり、色々。
このあたりは来年の課題と言うか。ちょっとまだ何とも言えない感じ。強いて一言で言うなら、引っ越したことに後悔はないけど、場所、ほんとにここでよかったか??って感じかな(笑)。
 
【子どもや家庭】
子どもの成長の早さたるや!!ということもあり、将来の事など、きちんと考えてある程度計画的に進めなければならない局面になったようだ。課題山積み、といった具合。
 
今年の感想としては、大きく価値観が変わった事だと思う。
 
情報との接し方や、個人としての働き方など。今までのカタクナだった部分を溶かした、という大人にありがちな感じよりは一切合切作り替えたというような具合。
答えの出た部分と出ない部分も明確になった。
 
来年は、この作り替えた新しい自分を試す年になりそう。どんどん試していきたいです。覚悟しろ、2012!
そしてまた多くの出会いに期待してます。来年もよろしく。

1230

tumblr1112

111230 / tumblr / permalink

今月のアタマ位からtumblrを使い始めてみました。気になった画像なんかをメモと言うか、ネタ帳代わりに放り込んでます。で、今月のまとめ
 
tumblr1112
 
毎月、まとめのキャプチャを乗せようと思ってます。

1224

ありがとう

111224 / days / permalink

「輪るピングドラム」最終回を池袋のシネマサンシャインのオールナイト上映イベントで見てきました。
 
毎回Twitterなどでは放送後にスタッフさんとあーだーこーだ言ったりしながら時間を共有していたのですが、スタジオに詰めている訳ではないので、観る時はいつも一人でした。最後くらい作ったスタッフの皆さんと一緒に観たい、と思っていたのでこのイベントに行ける事になったのは本当に嬉しかったです。(誘ってくださった色彩設計の辻田さん、席用意してくださった池田Pに多大なる感謝です)
 
イベントには、幾原監督や主なキャストのみなさん、助監督、脚本担当、演出さん、美術班、撮影班、など、多くの関係者が(ほとんど立ち見なのに)集まってました。お名前は知っていたものの、初めてお会いする方も多かったのだけど、皆本当に心は一つ、という感じでお互いを尊敬し合い、自分のパートで全力を尽くしていたので、「初めまして」よりも「お疲れさま!」という、戦友の様な感じ。各スタッフさんとお話しする度、この作品がいかに愛されていたかが伝わってきて、嬉しく、また誇らしい気持になりました。
 
また、イベントにいらっしゃったお客さんに話しかけられたり、自作のグッズを見せに来てくださったり、という交流も出来て、本当にピングドラムが大好きな人達で最終回を見守る、という素敵な夜になりました。
 
イベントの内容としては1、12、18、20、22、23話とセレクトされた話数とキャストさんのトークを挟んでの最終話上映。そしてアフタートーク。
 
最終話については言う事無いです。もうホント。鳥肌立ちっぱなしですよ。最高のエンディングだったと思います。言語化するの勿体ないくらい、というか、言語化して考えると隙間からするすると大事なものが逃げて行ってしまうような、本当に沢山の想いの詰まった作品になったと思う。上映後、沸き上がった拍手や、スタッフさんと交わした握手など、感無量。監督に直接感想(まぁ感激しててほとんど日本語になってませんが)言えたのも良かった。
 
その後、大喝采の中登壇された監督が、何度もスタッフを労っていたのにも感動した。
こちらこそ、ありがとう。という感じですよ。
 
物語は終了したけれど、この作品が投げかけたものは、何年もかけて少しずつ芽を出して行くのだろうな、と思う。そしてこの企画に参加出来たことの影響も、この先の人生に多大な影響を与えるものだと思うし、糧にしていきたい。
これからも、色々な人に愛され続ける作品になることを祈ってます。
 
皆様本当にお疲れさまでした。
 
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写真は、イベントに向かう途中、駅で撮ったもの。

1223

魂こがして

111223 / days / permalink

輪るピングドラム、最終回のV編が終わったという報せを受けてから、なんだか浮き足立って落ちつかない。
完パケDVDは届いているのだけど、最終回だけは初見がDVDなんてちょっと勿体ないようで、開封もしていない。
 
思えば第一話の放送も、放送前に完パケ見てなかった(仮編集のものは見ていた)。そしてテレビ放送で完全版の第一話を見て震えたもんでした。
 
あれから半年、シナリオが届いて、コンテが届いて、本編素材を作って、OAを確認して、公式サイト更新して、Ust出て、twitterで見てくれているファンと一緒になって騒いで、BD+DVDの作業が始まって、あっという間に2クールめに入って、新OPの作業して…と、本当に充実した、楽しい半年でした。
 
BD・DVDやムック本の作業がまだあるものの、やはり本編の終了というのは一区切り、ということでとても感慨深い。
 
そして劇伴を流しながら、トリプルHのイベント衣裳を刷る夜中。
本編最終回、MBS放送まであと僅か。関東TBSは明日。
 
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*Tシャツの仕入れにおいて、GENCIDE GRAPHICSのお菊さんにお世話になりました。感謝。

1207

ディズニーランドへ

111207 / days / permalink

平日だったのだけど、一日オフにして家族でディズニーランドへ。
 
ものすごく久しぶりだったけど、相変わらず結構な人気で、流石だなぁ…と感心してしまったり。
パレードをゆっくり観たのは初めてだったのだけど、すごくよく稽古されていてビックリした。
稽古場での情景や、パレードの車の設計の企画会議なんかがアタマに浮かんで、感動した(そっち?;)。無茶なアイデアを現場のプロたちが形にして行っている、というか、そういう努力の結晶が人々を魅了しているのだなぁと。
 
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初めて見るものも多かったけれど、小さい頃(まだディズニーランドが出来たばっかの頃)と、変わっていない部分もたくさんあって、新しさと懐かしさ、世代をまたいで愛されていくものの素晴らしさなんかも感じたりしてね。
 
子どもを連れてこういうところに来る度に、その昔、親に連れられて来た記憶が蘇る。まさか結婚して嫁さんと子どもと再びやってくるとはね。子育てはある種の追体験だったり。
 
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