イクラパンダー
イクラパンダー『幾原邦彦の次をみんなで決めまSHOW!!』にゲスト出演してきました。
阿佐ヶ谷ロフトに出るのはピングドラムのイベント以来なので、だいぶ久しぶりではあったのですが〝ホーム・阿佐ヶ谷〟ということもありとてもリラックスしながら楽しませて貰いました。
6月に出させてもらった幾原さんとのトークショーに比べ、内容がフリーダムで気楽だったし、辻田さんや羽山さん(西位さん)のイベントでお客としても来たことあったしね。
何より、会場のお客さんが温かく見守って下さったのが、大変ありがたかく、イベントを支えてくれたと思います。感謝でいっぱいです。ありがとうございました。
内容としては「いままでの幾原作品の振り返り」と「これからの幾原作品を考える」の2部構成で、幾原監督からは意外と真面目なお話から、しょうもないお話まで色々な話が聴けました。中には結構意外な、初めて聞くエピソードもちらほら。
壇上で話をしながら、何だか色々としみじみしていしまいました。
ウテナで幾原監督を知り十数年……プロのデザイナーになって、輪るピングドラムで声をかけてもらい、ユリ熊ではガッツリ。それぞれのタイミングでそれぞれの仕事、自分と向き合ってきたので、幾原作品の歩みは、自分自身の歩みでもあるのです。(途中でウテナのパッケージやったり。)
思えば初めて監督に会った日、帰りに食事に誘われたのだけど緊張しすぎて「2人でメシとか無理!」と思って断ったんだ(笑)。とかそんなあれこれも思い出したり。
今回のイベントの意図はなかなか分かりにくいとは思うけど(かくいう私も良く分かっていない)、次回に向けて歩を進め始めたことは確か。
今なおファンとして新作がやってくるのは単純に楽しみだし、戦友としてまた一緒に作れたらいいな、と強く願ってもいます。
もっともっとリズムのように。