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靴音軽く
松郷の友人宅へ数年ぶりに。
この界隈は、小学生の頃遊んだ思い出が沢山ある地元なのに、実家に帰る際には通らないので滅多に来ることは無い。
バス停から歩く一歩一歩が懐かしくて仕方ない。
子供の頃は、学年が上がるにつれて、行動範囲が広くなり、世界がぐんぐん広くなって行く感じが楽しかった。振り返れば、この狭い学区内が自分の世界の全てかよ、とも思うけど、何よりも楽しくて飽きない世界だった。
当たり前のことなのだけれど、この辺りで遊んだり喧嘩したりした友人も、今は30歳を越え、すっかり大人になっているはず。そんな当たり前がとても不思議なくらい、地形や路地などがちょっと歩くだけではっきりと把握出来てしまう。
弘法橋から見た東川。
この橋を挟んで中学の学区が区切られたため、離ればなれになった友人も沢山居たり。
この川沿いの道は、大学の頃くらいまでは結構通った。(殆どバイクで通り過ぎるだけだけど)
なんだかんだで一番思い出深い街は、大塚や国分寺ではなく、所沢なのです。この先もずっとね。