切欠
もくしくしもしもくくもし….
少しずつ、何かが変わってきているのだ。
突然変異でなく、積んできたレンガが、ようやく次の景色が見える高さに届き始めた感じか?
やはり、行動と実践は大事だ。あと、人に会うのは非常に大事。籠っていたって何も進化しない。
墨を使ったテクスチャの作成。ウェブ仕事で写真マスクしたりするのに使う。
(*滲ませるための墨や紙を使ってる訳でなく、霧吹きとか使って人工的にやってます。紙もろくな文字書けない安物です。)
アナログでないと出来ない有機的な形状を、photoshopのブラシに設定して、さらにタブレットで手癖使って何か書いたり。デジタルとアナログを何度も行き来。
アナログだからとか、デジタルだから、とか手法を先に決めずに、必要なときに最適な手段を見付ける。そういう当たり前の事も、忙しいとつい見失ってしまうんだよな。
椎名町のケーキ屋の手作りフライヤーなのだけど、バッグに入れっぱなしにしていたら、いつの間にか雨に濡れたのか、インクがにじんでしまった。
この滲んだインクの奔放な色彩や形が素敵なので、捨てられずにファイリング。
こういう滲みとか、意図してやろうとして水垂らしても、たいてい上手くいかない。そこがまた素敵。
それにしても、このお店のロゴ、個性的でちょっと怖い。実際はすごく可愛らしいお店ですが。(でも食ったことは無い)
新フォントをアップしました。
今回も二ついっぺんに。
まずは、「LVDC Weirgo」。
アメコミとかにあるようなグラフィティタッチのフォントです。文字形はモロに自分の癖が出てます。実在したWeirdoというコミック雑誌のタイトルロゴ(毎号違うのですが、雰囲気はどれもこれをもっとオドロオドロしくした感じ)を参考にしてます。
二つ目、「LVDC Splash」。水しぶきのような円だけで作ったフォント。これはイラレのブラシ機能を使ってざっくりと原型を作ってから、筆からインク(または墨)がボタボタたれながら進んでいく(「運筆」というか、そういうリズムのようなも)感じを意識して手作業で直しながら作りました。
どちらもご贔屓にヨロシク。
また、フォントページのレイアウトをまた変えました。左の画像をクリックすると、このブログに載せてる表示見本と同じものが観れます。(ちょっとナビ悪いのでまた改善するかもしれないです。)
今回は、作りながら少し新しい自分の方向性が見えた気がする。フォントのデザインっていう括りの方向性でないので、次に作るフォントに反映されるかは分からないけど。ちょっとしたヒントというか、新しい視点が持てたような。
やっぱり作り続けないと見えてこないものって絶対あって、今は時期じゃない、とか気取ってムッツリしていたっていいことなんて一つもない。