« 椿との対話。至福の存在。 | blog_top | クジャクステッカー »

070115  光射す庭

 今年も数多くの(?:一般的に何枚くらいが相場なのかわからないのだけれど)年賀状を有り難うございました。こちらから出した年賀状(もちろん、ギリギリになって出したから元旦には届かなかったと思われる)は、基本的に「昨年いただいた人」だけでした。

 よく、「年賀状は来たら出す」というやや自衛心が働いているようなポリシーを聞くし、自分も最近はそういったスタンスでいいかな?とも思ったのだけれど、それはとても損する気がするので今回で廃止。そのポリシーでいくと喪中一回で関係を喪失してしまうかもしれないし(たかが年賀状が来なくなったくらいで実際関係喪失、というようなことはないんだろうけど、年賀状のやりとりをしなくなることは明白)、何よりも特定の誰かをちょっとだけ喜ばせる、という滅多に出来ない機会を逃すことになってしまうから。

 これは、自分だけなのかもしれないけれど、年賀状って、物質として残るものが手に届く感じがとても嬉しい。人の手から人の手へ物質が渡って行く感じがロマンがある...気がする。何年も会ってない人が書いたもの、触ったものが物質を通して、こちらに届く感じがすごく好きだし、それが電子メールだと、嬉しさ半減どころか、随分減ってしまう気がする。

 だから、今年の年末は、「出したい人に出す」という感じにしようと思う。一方通行になってでも、通行止めよりはいいからね。手間を惜しむくせに、外面を汚したくない、っていう某SNSなんて、あんまし信用出来ないよ。

by lvdc : 070115

track backs

http://lovedesign.tv/lvdc/mt-tb.cgi/274

comments

post a comment




cookie

(一部のHTMLOK)

(c)Copyright 2000-2006 wataru osakabe (Lovedesign co.) All Rights Reserved.