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白い夢だ。
黒いピーコートは黒いネクタイを携えて白い大地に降りる。遠方に葬式に出向く夢だ。一面に白い景色の中、黒い人影だけが斑に染みを作っている。
僕らは結構なスピードで互いが互いを通過して、何もかも最初から何も無かったかの様に散り散りになってしまう。どんな固執も情愛も通過するだけ通過して、僕を何度も作り替えたら、知らん顔で消えていく。
それでもその通過を許すのは、どこかでもっと笑顔で生きていることを願い、無理矢理に信じていたからだ。
一面の白い景色の中、僕らは死者に向かって深々と頭を下げる。持てる限り最高の敬意を表して僕はつぶやく。「はじめまして。」

　　

デューク東郷に似た友人が、今朝7時、男の子（デューク東郷似かどうかは知らないけど）の父親になりました。本人は明日納品でてんやわんやらしいが、そんなてんやわんやな一日も生涯忘れられない一日になることでしょう。可愛い息子さんの笑顔を刻み込んで、デュークの魂も、また一つナイスな感じに形を変えることでしょう。これを読んで、なんだかよく分からないけれど、おめでとう。って思った人の分も含めてこの祝福の祈りが、新しい命の人生に光を与えることを強く願う。心からおめでとう御座います。無事に産まれてよかったね。奥さんお疲れさま。
*0歳という無垢さが眩しすぎるくらいの光を放っております。