0911

ラッピングだけ

100911 / days / permalink

西武ドームへ野球観戦に行った訳だが、所沢からこの車両に乗り換えた。
 
100911
 
銀河鉄道をモチーフにするのはまだいいとしても、どうやったらこんな悪趣味なデザインになるのかが不思議。
 
と、思いきや、松本先生がらみの車両は、全国各地で過去にもやっちまっていて、

伊賀鉄道 忍者列車北九州モノレール(松本先生が北九州市出身)など。いずれも、正面のデザインがカオス。
 
水上バスのデザインは隅田川に合うかどうかは別として、カッコいいけどね。(ラッピングだけのデザインなんて成功する方がおかしいのだ。)
 
*ちなみに試合は、猛暑満員の過酷な中で観戦したけど、逆転勝ちの嬉しい展開でした。

0909

墨の香り

100909 / days / permalink

芸術劇場に豊島区総合美術展を観に行く。
絵画・工芸・書など。出品者も来場者も年配の方が多いのだけれど、精力的なもの作り、野心的な実験手法など感心を通り越して、ちょっと打ちのめされてしまう。
 
やはり最近の関心ごとは「書」なので、長時間書家の作品を鑑賞していたら、もっと観たくなってきて、その足で書道博物館へ。
 
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開催中の「漢字のはじまり」も興味があったのだけれど、それ以外の墓誌銘なんかも興味があって(この間の国立博物館で見た王尚恭墓誌で興味があった)、普段グラフィックギャラリーなどで受ける「刺激」とは違った角度の「刺激」を受ける。それは何か大事な記憶が染み入ってくるような感覚で、つまらないプライドを打ち砕いて、謙虚な動機をくれる不思議な刺激。
 
ここ最近、昔とは違ったものからインプットしたり、インスパイアされる事が多い。これが実を結んで、昔とは違ったものを(も)表現出来たら素敵なはず。
もっともっとリズムのように。
 
漢字ばっか見たので、帰りがけにも兎に角 漢字が気になる始末。
 
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0907

symmetry

100907 / photograph / permalink

ビッグサイト、ギフトショーへ。

 
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巨大な建造物に行くと、つい、建物の真ん中に立って人工物にしかない、その精密なシンメトリーや、ジオメトリックなパターンを前に呆然と立ち尽くしてしまう。
 
好きとか嫌いとかでなく、ものすごく大げさに言えば、なんだか有機的な形の自然物に対する挑戦、または人知の結晶とも言うような数学的な神秘さ、禁忌に触れるような背徳感がたまらないのだ。
 
前にもここで撮ってるんだけど、空の違いで雰囲気も違って見える。