1013

GOD EATER放送終了

151013 / work / permalink

すこし経ってしまったのですが、先日アニメ『GOD EATER』の放送が終了しました。最終回まで4話を残しているため、残りは冬に放送、ということらしいのですが、まずは一段落。
 
前の記事で書いた通り、広告看板・Webサイトなど色々担当させていただきました。今なおパッケージ作業は続いていて、BD限定特装版、クロスプレイパックに関してデザイン制作の日々です。
 
パッケージについては発売されたらまた書くとして、今回はポスターの画像を。
  
まずは放送開始のときのキービジュアル。
 
ge_poster1
 
絵を見て解る通り、ゴッドイーターは塗りがアニメっぽくなくて一枚一枚のイラストの用で素敵なのですが、〝空〟もいつもとても美しいです。
荒廃した廃墟に輝く美しい空が、その世界に生き残った人たちの希望を表しているように見えます。
 
そしてBD発売の宣伝ポスターです。
 
ge_poster2
 
BD発売はソフマップ本館の外壁看板だったり、雑誌広告だったり色々なとこで目にできるので、見かけたらよろしくです。
 
こういう一場面を切りとった絵を使うのは作品世界の臨場感、みたいなのに触れられて良いですね。
背景なしのキービジュアルなんかも、それはそれでデザインの度量を試されているようで遣り甲斐は有るのですが。
 

0914

お久しぶりです。

150914 / days,work / permalink

いかん。石垣から帰ってから全く更新しないままもう9月(しかも半ば)になってしまいました。
ものすごい駆け足でザッと振り返ると、4月はこどもの入園・入学式があって生活がまた変わりました。
 
ときわ商会からファイナルデオが久しぶりのリニューアル。デオドラントクリーム(硬)、デオドラントクリーム(柔)、ピーリングジェル、ボディソープのパッケージデザイン。T-styleもリニューアルで8色展開。かるいしです!のアルガンオイルも発売に。
ときわさんの仕事久しぶりな上に、ボリューム沢山で楽しかった。デザインどれも良い感じに着地できてよかった。

ユリ熊がらみはサントラが発売になって、CDジャケ作業(OP・ED・サントラ)が終了、残すはBD作業(これも先月で終わりました)。
関連書籍(ユリ熊嵐パーフェクトガイド)が発売になって、装丁と中身でインタビュー受けてます。これに関連して監督と対談?ぽいトークショーに出ました。あとはイベント絡みで公式同人誌の装丁と寄稿、監督のインタビューリーフレット等。ユリ熊はほんと好き勝手やらせてもらって遣り甲斐のある仕事です。大きくデザインにダメだしされたのはインタビューリーフレットくらいじゃないかな?(しかもダメ出しの内容が「おさかべに言えば分かるはず!」というアバウトなやつでしたが)
3年にも渡るユリ熊仕事が終わるのは寂しいけれど、幾原監督はまた次に向けて走り出しているので楽しみにしています。またがっつり参加できたらいいな。
 
そうこうしてるうちにゴッドイーターのアニメがスタート。放送開始の広告看板・ティザーサイト・Webサイトなど担当してます。本編のサブタイトルやパッケージ(10月売り)など色々担当してます。これはヨヨネネで一緒にお仕事させてもらった平尾監督からのご指名。ありがたい限りです。ここのとこ可愛い感じのデザインが続いていたので、こういう「男子!」みたいなデザインは久しぶりで高揚します。資料としてゲームもプレイしたのだけど、ゲームやる感覚とか懐かしくって少年心がときめきます。
 
あとジープ島王国、1号がでました。アートディレクション・ロゴデザイン等。同時期に宮地さんが写真展やることになり、それのロゴなんかもやりました。
他にもなんだか色々とあったのですが、近くポートフォリオに乗っけます(物撮りしてないので溜まってしまっているのです)。
アニメばっかっぽく思われてますが、アニメ仕事はまだ仕事全部の半分で、NPOや教育関係など堅めの仕事も楽しくやっています。そのあたりも載せていかないとね。
 
やはり溜めてしまうといかんですね。こうやってここで総括したので、次からはしれっと普通にブログを再開します。
お見捨て無く。

0210

生存戦略再び。

150210 / work / permalink

PD_bdbox_1

幾原邦彦監督作品「輪るピングドラム」のブルーレイボックスが発売になりました。
 
単巻から引き続き、デザイン周りをまるっと担当しています。
今回は〝銀河鉄道の夜〟をモチーフにしたデザインにしたいと考えていて、その旨伝えたところ、星野リリィ先生がとても素敵な外箱イラストを描き下ろして下さいました。
構図だけでなく、その意味合いも、作品を見た人ならぐっとくるもので、本当に素晴らしい。
 
また、デジパックのイラストはキャラクターデザインの西位輝実さんの描き下ろし。西位さんの描くピングキャラはもう条件反射で泣けるわ。特別なのです。こちらは沢山のキャラ描いて欲しい、という希望通り、沢山描いてくれました。折り畳むごとに絵の表情が異なって見えるのが面白い所。フィニッシュワークは辻田さん
 
トップメニューの画面は美術ギャラリーのスライドショーにしました(このためにスタジオPabloさんからデータ取り寄せたのです。)。キャラの居ない状態で美術を見ると、本編では気付けなかった魅力を発見できたりしてとても面白いです。
ピングドラムの画面って、〝組み合わせの妙〟みたいなのが多いので、それぞれのパーツだけを見直してみると、また印象が異なっていたりするのです。
 
そんなわけでレーベルのデザインも美術を中心にしました(単巻のときはキャラ中心だったこともあり)。
 
PD_bdbox_2
 
ブックレットの編集は天野さん。今回は今まで見たことないものをなるべく盛込んだ構成になっています。
表紙は色々加工試したのですがパール+黒箔押しでブランド物っぽい感じにしました。黒×黒のモノグラム模様がカッコいいです。
 
PD_bdbox_3
 
久しぶりのピングドラム仕事は楽しさに懐かしさも加わり、しかもユリ熊と並行してやっていたのでなんだか感慨深かったです。お馴染みのピングスタッフとまたやり取りできたのも楽しかったです。ユリ熊終わったらゆっくり観返そうかと思います。

0124

いつの間にか

150124 / days,work / permalink

気がつけば1月も終盤。
 
「ユリ熊嵐」の放送も3話まで終わりました。
一週間がバタバタとあっという間に過ぎ去ってしまっていて、今年はブログを…なんて決意する間もなくこの有様です。
 
少しだけ仕事の報告。
 
1)ユリ熊嵐スターティングガイド
yrkm_guide

装丁をやらせてもらいました。特色ピンクがうちっぽい。
本文はノータッチですが、アニメ本編用に私がデザインしたものが多数掲載されています。
また、関係者コメントみたいなのに少し答えています。
 
2)ユリ熊嵐ミュージアム
yrkm_ms_logo
今まさに実施中(2/1まで)なのですが、そのロゴをやりました。
アホ可愛い感じで気に入っています。先日覗いてきました。
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3)ピングドラムBD-BOXポスター
これについてはパッケージデザイン(発売になったらまた書きます)のオマケ。という感じですが。
池袋地下の丸の内線のあたりで掲載中(明日までですが)です。場所がまさに!って感じでちょっとグッと来ます。
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ユリ熊絡みはまだ色々続いてやっているのでまた、順次紹介していきますが、現在は他にも4月発売の商品パッケージ
も多数進行していたりで、慌ただしくも楽しくやっています。

1228

C87

141228 / days,work / permalink

5時起きで冬コミ行ってきました。
 
に続きBBMのお手伝い。
今回は羽山淳一さんの書き下ろしイラストを使ったカレンダーをデザイン・製作させていただきました。
A4(原稿実寸)がすっぽり入り、且つ、横位置のイラストにも縦位置のイラストにも対応できるよう、LP盤のサイズにしました。単にレコード好き、というのもあるけど、市販のレコード用のフレーム使って飾ることもできるので。
 
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カレンダーは専用のビニール袋に入れて頒布されました。
このビニール袋、分厚くて、レコードいっぱい入れられそうで素敵です。
コミケ荷物にしてはやや大判のため、当日持ち帰りやすさの配慮で、西位さんが手配してこちらでデザイン載っけたものです。こういう気遣い、素敵です。
 
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現場では熱心なファンが長蛇の列を作っていました。(同じブースで一緒に売っていた田中将賀さんの本の人気も凄まじかったです)お買い上げ下さった沢山の方が嬉しそうにブースを去る姿が印象的でした。
 
ここのところ可愛い感じのデザインが続いていた中での製作だったため、カッコいい硬派な感じのデザインをするのは良いスパイスになりました。
 
また、今回のコミケでは企業ブースエリア「KADOKAWA」のブースでユリ熊嵐のグッズ(3種)も発売され、そのデザインも担当させて戴きました。ユリ熊では割とグッズ化したときのデザインの使用法、なども考えながら本編作業していたり(勿論、本編での演出意図が最優先!ですが……)。

1129

ユリ熊嵐 webオープン

141129 / work / permalink

「ユリ熊嵐」のWebサイトが公開されました。
 

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ティザーサイトに続き、デザイン担当させて戴きました。
背景の斜めに動く足あとで「嵐」を表現していたり。
今後、ユリ熊情報はここのサイトを中心に発信して行くことかと思います。
 
また、スタッフページに記載がある通り、「スペシャルテクスチャー」という役職で本編にも参加しています。
そもそも自分のような関わり方は、アニメの業界的にポジションがないこともあり、監督が役職を命名してくれました。
画面内の色んな2Dのデザイン、背景美術へのテクスチャーの張り込みや、シンボルマーク、モーショングラフィックのパーツ等色々やらせてもらっています。その他にもやロゴやサブタイトル、アイキャッチ等も担当しています。
 
前作「輪るピングドラム」よりもしっかりガッツリ参加していますので、是非よろしくお願いします。
放送は1月からです!
 
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1001

豆鳩2周年

141001 / days,work / permalink

豆鳩雑貨店、二周年。
 
141001
 
記念アイテム作りました。
豆鳩雑貨店のデザインは、仕事の合間の息抜きに、ふと思い立って進めることが多い。
勿論、作るからにはそれなりの気合いは入れるのだけど、作る動機付けの部分ではだいたい力抜いた感じです。これはこのブログ同様、続けるためにはストレスのかからない、楽なスタンスが一番。といった理由から。
 
「続ける」ことを優先しているのは、続けてみないと見えてこないことがあるから。
だけど、最近ちょっとそれに対する疑問もあったり。
「辞める」ことで見えて来るものもあるし、「辞めるのを恐れない」ことも非常に大事であったり。
 
まぁ現時点で豆鳩をどうこうしようというのはないのだけど、三周年に向けて少し向き合い方を考えてみてもいいかな?と思っています。