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生存戦略再び。

150210 / work

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幾原邦彦監督作品「輪るピングドラム」のブルーレイボックスが発売になりました。
 
単巻から引き続き、デザイン周りをまるっと担当しています。
今回は〝銀河鉄道の夜〟をモチーフにしたデザインにしたいと考えていて、その旨伝えたところ、星野リリィ先生がとても素敵な外箱イラストを描き下ろして下さいました。
構図だけでなく、その意味合いも、作品を見た人ならぐっとくるもので、本当に素晴らしい。
 
また、デジパックのイラストはキャラクターデザインの西位輝実さんの描き下ろし。西位さんの描くピングキャラはもう条件反射で泣けるわ。特別なのです。こちらは沢山のキャラ描いて欲しい、という希望通り、沢山描いてくれました。折り畳むごとに絵の表情が異なって見えるのが面白い所。フィニッシュワークは辻田さん
 
トップメニューの画面は美術ギャラリーのスライドショーにしました(このためにスタジオPabloさんからデータ取り寄せたのです。)。キャラの居ない状態で美術を見ると、本編では気付けなかった魅力を発見できたりしてとても面白いです。
ピングドラムの画面って、〝組み合わせの妙〟みたいなのが多いので、それぞれのパーツだけを見直してみると、また印象が異なっていたりするのです。
 
そんなわけでレーベルのデザインも美術を中心にしました(単巻のときはキャラ中心だったこともあり)。
 
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ブックレットの編集は天野さん。今回は今まで見たことないものをなるべく盛込んだ構成になっています。
表紙は色々加工試したのですがパール+黒箔押しでブランド物っぽい感じにしました。黒×黒のモノグラム模様がカッコいいです。
 
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久しぶりのピングドラム仕事は楽しさに懐かしさも加わり、しかもユリ熊と並行してやっていたのでなんだか感慨深かったです。お馴染みのピングスタッフとまたやり取りできたのも楽しかったです。ユリ熊終わったらゆっくり観返そうかと思います。