0331

“Ushinuma / LOVIN”

100331 / font / permalink

新フォントを二つをアップしました。
ここのところ、ちょっと癖の強いフォントが続いたので今回は使いやすい感じで。
 
まずは、「LVDC Ushinuma」丸々したのどかな書体です。
フォント名は、画像の通り(この画像で分かる人がいたらすごい!)。埼玉の地名の「牛沼」から。
もう一つのフォント名を「松郷」(牛沼の隣)にしようかとも思ったのだけど、作りたい文字の形を追って行ったら松郷ってイメージじゃなくなったので、却下。
 
この書体は珍しく小文字から作り始めた。もしかしたら小文字から作ったの初めてかもしれない。
 
ushinuma
 
二つ目、「LVDC LOVIN」。ロビンと読みます。人名です。RobinでなくLOVINなのは、某ミュージシャンに因んで。
 
lovin
 
こっちは徹底して(ってほどでもないけど)、エッジを効かせて曲線少なめ。キラリとした印象。「@」「Q」「&」などは普段やらない形にしてみた。結構迷い無くデザインできたし、お気に入り。
 
どちらもご贔屓にヨロシク。感想など聞かせてもらえると嬉しいです。

0228

New Font “Stone”

100228 / font / permalink

新フォント「LVDC Stone」をアップしました。
 
100228_stone
 
手書きしたものを、そのままフォント化、というやり方で作ったフォントです。(LVDC SweetDays, LVDC Melos, LVDC Nina, LVDC KWKWも同じように作ってます)
 
長文をタイプしても、可愛い感じになりますよ。
100228

0226

New Font “Ans”

100226 / font / permalink

新フォント「LVDC Ans」をアップしました。
 
100226_ans
 
このフォントは、息子の散らかした積み木(無印良品の積み木)を片付けてるときに考えたものです。実際に手で積み木を動かしながら文字を考える作業はとても新鮮で、楽しかったです。
 
フォント名の「Ans」はもちろん「Answer」の意。
 
何通りにもある組み合わせから、自分なりの答えをちょっとずつ出しながら作業したのでこの名前に。ほかにも答え(Ans)は沢山あるので、積み木が手元にある親御さんは子供と一緒に色々考えてみても楽しいかもしれないです。
 
100227
*2/27 画像追加

0131

New Font “Ten”

100131 / font,graphic / permalink

100131_ten
 
58番目のフォント、「LVDC Ten」をアップしました。
 
10周年記念フォント、という訳でもないのですが一番最初に作ったフォント「LVDC 99 Kana」と同じようなコンセプト、方法論で作りました。
 
見ての通り可読性を殆ど重視していない分、可読性とかどうでもよく思えるようなインパクトあるビジュアルの文字にしたかったのです。俺は絶対カッコいいと思うんだけど、いざ出来上がったらどうだろうなぁ?と出来上がるまで、ドキドキハラハラしながら作りました。
 
仕上がりは見ての通りです。使いづらいと思いますが、大変に自己満足してます。
たまにはこういうのもいいでしょ?
 
フォント名は10周年の10(ten)と、点(遠くから見ると黒い点に見える)から。
遠目に見ればただの点の連続のようだけど、それぞれは(文字ごとに)異なる意味を持っていて、形も違う。この10年の歩みのようだ。

0126

New Font “KWKW”

100126 / font / permalink

新フォント「LVDC KWKW」をアップしました。
 
100126_kwkw
 
久しぶりにアルファベットとカタカナのセットです。
 
オール直線なので、パリッとした雰囲気になります。ロゴや見出しなどは勿論、長文をタイプしても面白い感じになると思います。
 
「LVDC KWKW」と書いて「ラブデザイン キワキワ」と読みます。Number Girlの「NUM-AMI-DABUTZ」の歌詞、「俺は極極に集中力を高める必要がある」という部分が気に入っていて、そこから名付けました。

1215

New Font “Polly”

091215 / font / permalink

久しぶりの新フォント「LVDC Polly」をアップしました。
 
polly_blog
 
やはりこういう仕事をしながらフォントを作ると、視認性や実用性(というか汎用性)にとらわれてしまい、大手フォントベンダーにありそうな書体、所謂「普通の」書体になってしまう嫌いがある。
 
LVDC PollyもVAG Roundedのようだけど、もっと間が抜けた個性があり、かといってTemplete Gothicのような愛嬌はない。使いやすくて、個性的。と自分では思っていても、普通の人がなにげなく目にする分にはそういう識別はなく、同じ書体に見える人がいるかもしれない。もっと言えばPollyの代わりをOCRB(文字の左右比が似てる)にしても気にならない人は気にならないだろう。
 
個人サイトからフォントをダウンロードしたり、それを使用したりする意義は、フォントベンダーから購入する手間やコストを削減することではない。大手ベンダーには決してない個性的ですこし使いにくい書体を楽しみながら使用することにあるのではないか?なんて。
 
ここ最近作ったフォントは本文組みを意識しすぎてたので、次の書体からは少し、毒というか、灰汁の強い感じにしてみようかと思う。
90年代っぽい感じというか。
 
汎用性の高い書体を作ろうと躍起になった近年のエッセンスも詰め込んで。