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2012年まとめ

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ここ数年書いているのだけれど、備忘録も兼ねて。どんな一年だったか書いておく。
いつもの感じで。
 
【次男誕生】
2月に誕生したので、今年一年は(来年もかもしれないけど)これに尽きる!というくらい。
長男の時に得たノウハウはだいぶ役立つものの、だからと言って楽にならない部分が多過ぎ(笑)。
 
【ピングドラム終了】
放送自体は昨年末で終了していたけれど、関連イベントやBD、関連本など一通りが終了。8月のコミケグッズで終了。といった具合。8月までは色々あったためあまり終了、という気持ちはなかったのですが、ひとまずこれにて終了。多くの出会いや思い出をくれた大事な作品。
 
【沢山の出会い】
去年に引き続き、大勢の人と会う機会があった。業種の違う人達の話を聞くのは相変わらず面白く、刺激になることばかり。また話を聞いて下さる方の反応等で、自分もそれなりのキャリアになってきているのかな、など自信になることも多数。
「素敵な大人」を沢山知れたのも今年の良い実り。自分もカッコ良く歳を重ねたい。
 
【豆鳩雑貨店】
わりとフラッと思いつきで始めてしまったネットストア。
始めてみて気付くことも多く、喜びも苦労も本格的にはこれから!といった感じ。一緒にやる仲間を見つけたい(誰かに頼りたい、てことではなく)。最終的に作りたいものは相乗効果を生み出す“場”かもしれない。
 
【書道】
多分ブログでは初めて書くけど2010年から書道を習っている。別に隠していたわけではないけど、何かの切っ掛けのときにでも書こうかな?と思ってた。で、今年は名前(雅号)を貰ったので書くことに。「大鳩」と言います。本名で活動してるので雅号の必要性はあまり感じないけど一応。現在準四段。多分もすこし続ける。
 
【仕事内容】
大きかったのは来年にまたぐけどウテナのBDBOX。発売日にまた書くと思うけど好きな作品故のプレッシャーが凄く、いろいろ考えさせられた挙げ句、苦しみのドツボにハマりまくる。それらを全て振り払って自分の美意識と闘いながらデザインまとめられたことは感慨深いだけでなく、今後にとって大きな自信になるはず。星野先生のアートワークスもとても幸せな仕事だった。なかなか身を結ばず世に出せなかった(延期になった)ものも多いかな。売り上げは兎も角、案件だけは数えてみると格好数やってる。
 
【仕事環境】
練馬に越したことを結構深刻に悔いていた一年。ただ、前述した通り次男誕生したことでの子守りが伴う以上、どこに越しても一緒かな、とだいぶ割り切れた。こどもとの時間が増えた反面、仕事のリズムが上手く作れず、いつもイライラしてしまったり、と悪循環に。結局この課題はまた持ち越し。
 
【その他】
ライブはシーザー様のしか行っていない。行こうとは思うもののチケット取りそびれたりしてる。芝居は野田秀樹の芝居を10年ぶりくらいに観る。あとは奴婢訓、舞山さんの出てた舞台…くらいかな?ギャラリー周りは少し頻度が減った。デザイナーとしてこれは見ておかないと!みたいな焦りが減ったからかな?デザイナーが「デザイナーの展示を見ること」てのは意外となくてもいい事項なのかな?と思ったりして。
映画はレンタル含めそこそこ見てる。今まで映画にあまり興味を持てなかった分を取り返すかのように。
 
大きな感想としては自分の今までしてきた仕事、これからやりたい仕事などの終わりと始まりがうっすら見えて来ている気がする。決別しなければ行けないもの等。嬉しい予感も孕んでいるので、恐れずに道を見失わずに進んでいきたいな、と。
 
最後に心情面を書いておくと、ここ十年くらいで一番感情が揺れ、ひどく不安定な心持ちだった。
不安定と言うのは悪い意味で鬱屈していたわけではなく、喜びに溢れる日々も含め、例年に比べ不安定だったと言うこと。
自分が盤石だと思っていたものが実はまるで頼りのない思い込みであったり、とっくに失ったと諦めかけていたものが、実は明かりが当たっていなかっただけでしっかりと内在していたり。
 
特に悲観的ではない。それらは去年末「来年は試す年」と書いたとおり、試行錯誤故の揺らぎだと思う。
メンタルの歪な部分と向い合うことはとても意味があるし、新しいフライトへの助走には必要不可欠なものだから。
 
またもう一度幸せを模索するために。