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Garden for…?

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こどものにわ」を観に東京都現代美術館へ。
 
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子どもを連れて行ける体感型のアートイベント、ということで息子は今回美術館デビュー。
 
作品は、子どもも一緒に楽しめるものもあえば、作り手の自己満足というか自己完結しすぎているものあったりで、子どもの反応も大人の反応(ここでは純粋な大人の反応というのはほとんどなくて、保護者としての反応なんだけどね)も区々。
 
難しいな、と思うのは「子どもにアートを体感させる」という意味そのもの。子どもを楽しませる、という意味で見れば、幼児番組や、公園の珍しい遊具のほうが喜ばれるだろうし、それこそ落ち葉やどんぐりで大喜びする子どもの感性に対して何かを投げかけるというのはどういうことなんだろう?
 
幸い飽きずにはしゃぎながら回れたけれど、ちょっと中途半端だった印象が残った。理由は前述の難しさにあるのかな? 特に子どもに向けずとも、以前行った横浜トリエンナーレなんかでは喜んでた子どもは沢山いたし、彫刻の森なども、充分に体感型。さすれば、都市の美術館という設定が難しかったのかもしれない。
 
*もちろん、すごく楽しめた作品もありました。
 
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