1223
虚体
言語化していないと、見えない風景について。
12月も後半になると、ああ、年末だなぁ。と正月のことや故郷の御節等を思い浮かべ、日本人であることを
強烈に意識するのだけど、そこにカウンターパンチをするようにクリスマスがやってくる。
商業主義の祭典と唾を吐いていた行事も、子供が出来ると、少し目尻を下げてプレゼント贈る喜びを噛み締めていたり。
毎年毎年、暮れては明けて、全く理解出来なかった価値観が次々と僕を塗り替えるから、
言語化していないと、見えない風景について真剣に向き合ってみよう。