0719

ハイスカイ

都会にはない広い空。
働き蜂の巣、悪趣味な高層マンション群に邪魔されて、都区内はなかなか広い空を見つけられない。
 
大塚に住んでから、随分と高層マンションの反対運動を見て来たけど(建てる前に100%といっていいほど反対の嵐が吹き荒れる)、結局の処、全部建った。
そりゃそうだ。建てる側は、この町に何の愛着もない訳だし、お金さえ手に入ればその後のことなんてどうでもいいんだもん。計画ごり押ししたって、会社の命令だからっつって罪悪感もないしね。その会社だって評判悪くなると会社名変えたりして。
 
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0712

チャンドラセカール限界

都議選投票のため、近所の小学校へ。
 
夏休み前の小学校の空気は、今も昔も変わらず、なんだかそわそわしているような不思議な感じ。
昇降口外に並べられた、朝顔の鉢や、プールの塩素臭さ。
 
中学校だったら、今頃は期末試験で夏休みっつっても夏期講習や部活三昧。
大人は「夏休み」じゃなくて「夏期休暇」。やっぱり小学生は無敵だよな。
 
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0706

天球日和

雲の流れが速い空を見かけると、天体の一部なんだな、て思えて神秘的な気持ちになる。
空だけでなく、いつも見ている建物や道路、例えば普段目障りで仕方ない高層マンションでさえ、ずぅっと昔からある遺跡のように しっくりとその神秘に調和されていくような。
 
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0704

公園のゆるキャラ

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0703

STUDIO VOICE

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STUDIO VOICEが休刊だそうだ。
これは大変なショック。広告批評が廃刊になった50倍はショック。
(広告批評は時代的になるべくして廃刊になった感じだし)
 
このあいだ400号記念が出たとき、一瞬「この号でラストなんじゃ…」とイヤな予感があったんだけど、いやはや残念です。
最近店頭で雑誌観てときめくことがなくなったのは、自分の年のせいじゃなく、雑誌に勢いがないからだと思います。服部一成さんがADを務めていた「流行通信」以来、ほんとにときめく雑誌がなくなっている。そんな中でいつも健闘していたVOICEがなくなるのは残念な限り。(雑誌について思うことはたくさんあるのですが、大変長くなりそうなので今は割愛)
 
自分にとってのSTUDIO VOICEの思い出は95年前後かな。
初めて買ったのが95年9月のフェリーニ特集(別にフェリーニ好きじゃなかった、というか知らなかったんだけど、表紙が格好良くって買った。)で、その後バックナンバーで「シャッター&ラヴ(95.8)」「テクノ・ザ・バイブル(95.7)」など興味ある特集をそろえて、その後は毎月ではないけど、二ヶ月に1冊買うようなペースでしばらく買っていた。(立ち読みはほぼ毎号)
 
特集もさることながら、CAP(藤本やすしさん)の誌面デザインも素晴らしく、特色ピンクの使い方とか、今の自分のデザインにたくさんの影響受けていたりして。CD、映画だけでなく、舞台の情報もあったり(しかも結構いいセレクトしてる)、高城さんのコラムとかも含め、青春時代にどっぷり影響受けたなぁ。
 
バックナンバーのほとんどを実家においてあるから、全部で何冊くらいあるかわからないけど、気に入った物なんかは事務所に持って来ているので、その中でお気に入りの物を10冊列記してみる。
 
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・vol.273-98.09)新宿ジャック
・vol.274-98.10)モード最前線の少女革命1999
・vol.276-98.12)グラム降臨
・vol.282-99.06)トーキョーデザイン
・vol.297-00.09)Honey Painting 絵とともにあるエネルギー
・vol.306-01.06)POETIC HORIZONS デザイン・グラフィック・アートの世界線
・vol.314-02.02)グラフィティの未来系
・vol.321-02.09)レッツ・ガール!
・vol.339-04.03)雑誌文化伝説’70-’85
・vol.400-09.04)スタジオ・ボイスの時代
 
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10冊じゃとても収まりきれない。(というか、やはり事務所においてあるだけあって、グラフィック寄りのセレクト)
9月号(8月6日発売)まで発売とのことですが、今から復刊熱烈希望です。

0627

Lions Classic

090627 / days / permalink

今季初の球場観戦。珍しく外野。
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ライオンズクラシック初日、ということで黄金期ユニフォーム!(頼むからこれに戻してくれ)
石毛がそれ着て始球式で投げたり選手紹介してくれたり、歩くメラニン色素、松崎しげるが国家独唱してくれたり、所沢育ちの子供たちならみんな歌える(ライオンズセールでの鬼のヘビロテ:特に西友所沢店は異常)「地平を駈ける獅子を見た」を歌ったりと、黄金期どっぷりとライオンズにハマった世代にはたまらない演出!
 
試合内容は悲惨なもんだったけどね。
久しぶりに威勢のいい野次を聞いたよ(笑)。
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もう一度人工芝にレオマーク埋め込んでよ。

0626

Heal the World

090626 / days / permalink

初めて買った洋楽のCDは、マークライデンのイラストが印象的なMJのDangerousだった。(ちなみに2枚目はHeavy D and the Boyz)
世代的にインパクトを受けたのはBAD(さすがにThrillerはリアルタイムでの記憶はない)なんだけど、一番聴いたのはDangerous。(マークライデンのイラストが素晴らしすぎて、その後はMJ追っかけずにイラストとか美術の方に興味を持つようになったけどね。)
 
それからはゴシップが浮いては消えて、半ば苦笑いしながら(時に懐メロとして聴くことはあったけど)傍観をしていたのだけど、何年か前にYoutubeとかで世界中のPVが簡単に見れるようになってから、またハマった(今度は結構どっぷり)。嫁さんが妊娠している時は、ちょうどThrillerの25周年盤が出たので、胎教としてBeat It!聴かせたりして(どんな胎教だよ)。
 
で、今朝のショックなニュース。
 
MJの曲で一番好きなのは「Heal the World」(なぜか他人に面と向かって言うのは恥ずかしいのだけれど)。「Thriller」でも「Beat It!」でもなく「Heal the World」。「You Are Not Alone」とか「Will You Be There」など、やさしい曲を歌う時の優しい声や表情が、ぐっと来る。久しぶりにYoutubeで観たら泣けて来た。
 
You Are Not Alone.
マイケルのやさしい祈りが届きますように。
 

 
R.I.P.