ふとした拍子に、長い事開けていなかった記憶の引き出しがスルッと開くと、記憶ってなくならないんだな…て感心してしまう。 いや、感心でなく放心かもしれないな。 だってあの濁った感情や忘れたことにしておきたい記憶もどっかの引き出しで開けられるのを待っているかもしれないものね。